内容説明
ロマノフ秘密文書と謎の金塊。秘められた真実がいま明らかに!
東欧、トルコ、英国、バーミューダ……世界を股にかけてピット親子が奮闘する。
ダーク・ピットらNUMAのメンバーとアナたちは、奪われた高濃縮ウランを追って 強奪者の正体を突き止め、激しい攻防の末にウラン容器を取り戻すことに成功するが、マケドニア号を乗組員もろとも敵に拿捕されてしまう。さらに敵は、沈船から発見されたロマノフ家の密約文書から新たな情報を得て、次なる極秘作戦を展開してゆく。
一方、ダーク・ジュニアとサマーの兄妹には、ロンドンでのロシア人諜報員との壮絶な追跡劇が待ち受けていた……。
冒険小説の王者カッスラーが贈る、大人気「ダーク・ピット・シリーズ」の最新刊!
Clive Cussler クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピット・シリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
24
感想:★★★★ 下巻に入ってから、フォーカスはタイトルにある「金塊」から「原爆」へ。 黒海湖底に鎮座していたTu-4に搭載されたままになっていたRDS-5を武器商人が回収し、現代風にお色直しした原爆をポトマック川で起爆し、再度アメリカvsロシアの戦争を画策していた話がメインかな。 アメリカ本土の直接攻撃を計画している点では「マンハッタンを死守せよ」に比較的近い部分があるかも。2019/03/21
なつみかん
17
共著にはなるけれど、今作あたりそのほとんどが息子カッスラーが書き手じゃ無いんだろうか?(2023年で代替わりしたのを知っているとそう思う。)それだけに彼にとっての「タイタニックを引き揚げろ!」が生まれるのを望む。2023/02/23
ゆーぼー
8
なんと、邦題の金塊については、オマケのストーリーだった。 しかし、海上に於ける原爆を巡る攻防は熾烈を極め、読み応えがある。 やはり海を知り尽くしたカッスラーならではの作品に仕上がっていて、期待通りだった。2018/12/02
あさひなる
3
久しぶりにNUMAシリーズ読みました 楽しかったな ピットとジョルディーノのコンビ 本当にながいな〜 天国に行っても書いてらっしゃるんだろうか 2020/12/21
yasu7777
3
★★★☆☆2019/02/09