内容説明
パブリック・スクール時代の友人トットナムウッドによって、リドルのもとへ持ち込まれた羊皮紙の切れ端。同じくその頃からの友人であるマコーリに妖精文字の解読を頼んだリドルだったが、そこに書かれていた語句である『テラメトン』という言葉を耳にした途端、昏睡してしまった。メルヴィ(大魔法使いマーリン)とウーリー卿(大天使ウリエル)は、無用のトラブルを巻き起こしそうなバーナードを遠ざけつつ、リドルの護りをいっそう固めるが……? ヴィクトリアン・オカルト・ファンタジー第4巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
18
リドルの学生時代の友人たちが巻き起こす騒動が面白かったです。リドルは相変わらず受け身な人生を送ってますが、その分ウーリーとメルヴィが活躍するのでオッケーです(笑)。リドル達の学生時代の短編も彼ららしくて、もっと読みたくなりました♪2017/11/13
しるるん
5
シリーズ4作目 安定の疫病神ッぷりを発揮するバーニーと天然なのかただのバカなのかわからないリドル。主人公はリドルだが、ここまで影の薄い主役も珍しいかと。2018/07/30
ミナ
5
少しだけリディの秘密がわかるけど、そんな少しじゃ全くわからない。でも、次で最終回らしい。意味深なディアボロさんの暗躍もあまりなかっただけに次巻はどれだけ内容が詰まっているのか……。2017/11/13
み~くま
3
リドルが抱える「秘密」が少しずつ明らかになってくるに従い、登場人物(?)のバリエーションがどんどん派手になっていく気がします。大天使や大魔法使いに加え、公爵クラスの悪魔まで登場し、とても普通の人間には太刀打ちできそうにありません。この先、無事に収束できるのかどうか少々心配です。そんな状況の中で、破壊的な活躍を見せるバーニーって、実はすごい奴かもしれませんね。この先の展開がとても気になります。このまま一気に最終巻へ突入したいと思います。2024/04/13
Norico
1
リドルの秘密も徐々に明らかに。2023/07/17