富士見L文庫<br> 寺嫁さんのおもてなし 三 あやかし和カフェで祝言あげます

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富士見L文庫
寺嫁さんのおもてなし 三 あやかし和カフェで祝言あげます

  • ISBN:9784040728902

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内容説明

真白が僧侶・龍成の許嫁(仮)として和カフェを始めて1年。
二人の間に結婚話が持ち上がった。
突然の話にも龍成は断らず、戸惑う真白の気持ちだけを置いてけぼりに、準備は進んでいく。
同じころ、書道家の蓉子や能楽の若宗家など和カフェの常連が次々と事故に遭い、あやかしから真白をかばった龍成まで倒れてしまう。
龍成を助けるため、真白が下した決断とは?
「これが運命なら、また会えるはず。遠い未来のどこかで」
かりそめの寺嫁生活第3弾は、春を寿ぐあやかし和カフェのおもてなし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

29
遂に龍成との結婚話が持ち上がり、周囲が祝言ムードに包まれ困惑する真白。そんな中、加賀藩ゆかりの雛人形の供養を頼まれ輪島を訪れた真白は、亡き祖母と関わりのあったある人物と再会するが…。遂に来たぞ、真白ちゃんの祝言と恋心の自覚!まだ3巻とは思いつつも、捉え所のない龍成との恋の行方にはやきもきしていたので、とても良かった。今回の黒妖怪は二人の祝言に水を差す質の悪い者でしたが、彼女の歩んできた人生を想うと同情の気持ちも湧いてきて、祖母への想いにも気付く事が出来た真白の涙にジ~ンとしました。とうもろこし粥食べたいな2021/10/17

よっしー

22
サブタイトルに「祝言」という言葉があったので、ついに真白と龍成の距離が縮まった!! と喜びながら読み進めたのですが、その点に関しては思っていた感じとは違っていました。勿論、物語としては楽しめましたし、真白が自分の気持ちに気が付いたのも微笑ましいのですが…いかんせん龍成の気持ちがどこにあるのか分かりません!!飄々とした性格も素敵ではありますが、もう少しそこは見せてほしいところです。2022/11/23

メルル

17
二人の急な祝言話が持ち上がる。外堀から埋められる感じがどうにも解せない。真白、本人だけでなく私も龍成が信用ならん。お前になど真白を嫁にやるものかと息巻いてみたりするが、結局良い人には変わりない。でもね、やっぱり一言何か欲しいのが乙女心ではないか。ストーリーより、様々な教えに心を掴まれてしまう。仏のような心を持てば平和に過ごせるのかしら。そして今回は真白の料理が物足りない。2018/11/13

なな

14
あやかしが登場するストーリーは敬遠していたんですが、この小説を読んでからは苦手意識が薄れたようです。真白のキャラクターも可愛くて好感が持てますし、龍成和尚も最初こそチャラさがありましたが、優しく頼りになるところ、加えイケメンに弱い私は、いつしかトリコになってました。二人には幸せになってほしいです。最初はタイトルのカフェに惹かれて読み始めたので、カフェが絡んでくるストーリーがもう少し出てくるといいですね。完結ではなさそうなので、続編あるといいです。2018/11/04

ううち

9
第3弾。風呂でアイス食べるのは危険なのでは、と心配になる。突っ込みどころが多々ありましたが、寺嫁さん(仮)としてほのぼの暮らせそうで安心。とりあえずキリの良い所まで読めたので続きは機会があれば。2019/10/06

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