内容説明
英語になると、実力が出せないあなたへ―。日本育ちの元総理通訳が初めて明かす。国際舞台で成果を築くための実践知。
目次
第1章 英語「学習戦略」ではなく、英語「実践戦略」が求められる時代になった
第2章 こんなわたしが総理の通訳に
第3章 成果につながる「学び方」の科学―学習の前に知るべき7つの心得
第4章 総理の通訳になれた英語習得法
第5章 成果を残すための英語実践戦略
第6章 15の難局から学ぶ―現場を制す英語戦術
第7章 英語力とはつまり何か
著者等紹介
黒川公晴[クロカワキミハル]
1983年大阪生まれ。2006年に東京外国語大学英語科を卒業後、外務省入省。2009年米国ペンシルバニア大学で組織開発修士を取得し、外交官としてワシントンDC、イスラエル/パレスチナに駐在。2013年に帰国後は、安全保障や経済問題などの分野で政府間交渉に携わるかたわら、首相の英語通訳を務める。国益がぶつかり合う最前線に立つ中で、個と組織のあり方に強い関心を持ち、2018年独立。以降、国内外の企業の組織・人材開発を支援。リーダーシップ育成、ビジョン・バリュー策定、学習型組織作りなどのサポー卜を行う。2021年からは米国ミネルバと事業提携し、日本企業向けのリーダーシップ開発プログラム「Managing Complexity」を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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44KW
3
先日、紀伊國屋書店のイベントでお話を伺い、その場で購入させていただきました。黒川さんのお話は、非常に刺激的で、改めて、英語学習に真剣に取り組んでみようという意識を持たせてくれるお話でした。普段から英語学習は継続してはいますが、なんとなく続けている感じだったので、しっかり、目標を持って取り組んでいこうと気持ちを新たに思いました。また、グローバルへのチャレンジも是非、実現したい!とても良いイベントで、本の内容も同様にとても良かったです!2025/11/01
バナナフィッシュ。
2
このレベルまで行くには、戦略的、全人的なアプローチが必要。そもそも英語を日常的に活用できる場が提供されていないからモチベーションとしては上がりにくい。それでも、目の前の外国人の言っていることを理解したい、ただそれだけを目的にやり続けるか。2025/12/17
わるる
2
仕事で急に英語を使わなくてはならなくなり、書店で英語勉強に関する本を複数買った際の一冊である。著者がお勧めする英語力は自分がとりあえず必要としている英語力よりも高いと思ったが、今後も長く役に立つレベルの英語力は著者が示したレベルかもとも思った。著者の人生が波瀾万丈で、エッセイとしても面白かった。2025/12/07




