内容説明
数理 物理・情報を手短に体得できる!現代科学では、数理的に厳密に記述することを強く求められている。しかし、現代物理学や情報の理論は明らかに抽象的で、その数学的厳密性を理解することは一朝一夕では叶わない。だが、そのスキルは同分野を学ぶものにとっては必須である。 本書ではその物理と情報の理論の最先端を学ぶために今や欠かすことのできない数理を、いかに手短に身につけるかにスポットを当て、基礎的な事柄から理解出来るよう工夫している。物理学、情報の数理科学を学ぶものにとっては格好の入門書!
目次
1 ニュートン力学の数理
2 熱力学(統計力学)と確率論
3 量子力学
4 情報理論におけるエントロピーと通信の数理
5 離散力学系におけるカオス
6 擬似乱数
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん。
7
符号化は測度に基づくある空間からある空間への可測写像のこと。2024/05/14
みかん。
6
ある情報は物理的に伝えやすい情報である信号に変調を行いその信号を復号をすることで情報を伝達します。2024/04/26
みかん。
3
シャノンの通信理論に対する位置付けが理解できました。量子エントロピーが面白そうです。2024/09/16
みかん。
2
本書は数学的に厳密です。基礎から学びたい方に向いているように感じました。本書は疑似乱数等でもフォン·ノイマンの「二乗中抜き法」等はアルゴリズムが素朴ですし楽しく読めるかと思いました。本書は他に光電効果(量子力学)に対する説明がありますね。2024/12/09
Shiro
1
解析力学・統計力学・量子力学・情報数理・非線形力学における最重要な数式・考え方をまとめたもの。一つ一つの内容・解説はかなり簡素なので、一度学習済みで無いと独学での利用は難しいかもしれない。個人的には量子力学の理解には解析力学と統計力学で用いる数学(オイラー・ラグランジュ方程式とハミルトン正準方程式、リウビルの定理の導出過程で登場する相空間の考え方)を経ることが重要と考えているので、それらに一度に触れられるという点で、構成は良いのではと思う。2021/09/19
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