講談社青い鳥文庫 氷の上のプリンセス ジュニア編２

著者名：風野潮【著】/Ｎａｒｄａｃｋ【絵】

講談社（2018/07発売）

• ISBN：9784065122235

内容説明

いよいよ、かすみがジュニアグランプリへ！　だが、１試合目のアメリカ大会では、強豪のロシアの選手に衝撃を受け、試合中に息ができなくなってしまう。帰国し、２試合目のポーランド大会へ出発する前日、かすみに瀬賀君からのエアメールが届く。そこには思わず息をのむような内容が。そして、ポーランド大会に臨んだかすみは、世界の選手から大切なことを学び、“魔法の言葉”を胸に思いっきりすべるのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひめありす＠灯れ松明の火]

1巻で小学6年生だったかすみちゃんも中学2年生。すっかり可憐な美少女に成長しました。そんな彼女のジュニア1年目は月光ワルツとキトリ。恋のその先を描く物語。ジゼルもシンデレラの恋の喜びで一杯だったけれど、キトリはこれからもずっと一緒に。と言う力強さがありました。かすみちゃんにとってスケートの全ての象徴が瀬賀君なんだなあ。最後のエアメールもなかなかな小悪魔っぷりでいいですね。国内外のライバルが集い、世界で一番過酷で可憐な戦いもクライマックス。皆がショートフリーをどんな楽曲で踊ってどんな構成なのか知りたいです。

2018/08/16

[Theodore]

ジュニア編2巻目…ということでいよいよ本格的な大会へ突入。今後の動向が気になる世界のライバルが登場。その中でも印象深かったのが意地悪系ライバルキャラ、アナスタシア。いかにも心に何か抱えてそうなタイプで、後に事情が明かされるのが楽しみだ。もちろん他の新キャラ、ナオミちゃんやディアナちゃんの動向にも注目。…あと毎回言っているが男子の詳細描写はいらん。

2025/08/17

[道錬]

年が上がって精神的な安定感も見られたのが良かった。

2018/07/25

[カヤ]

ジュニア編はいってからのカスミちゃんの成長っぷりが好き。というか表紙だけでもけっこう驚いた。かっこいい！

2018/07/17