内容説明
ある日、何でも屋《フリーライフ》を訪ねてきたのは貴大の幼なじみ、倉本蓮次だった。
懐かしく語り始めたのは、３年半前の『あの日』の出来事。
親友３人で組んだパーティー《フリーライフ》が、この異世界でどんな冒険をし、笑い、そして――離別したのか。
元の世界に帰ったはずの蓮次が貴大を訪ねてきた真の目的とは!?
貴大とユミエルの出会い、そして彼女の過去も明かされる、異世界スローライフ第４弾!!
特別描き下ろし『異世界キャンプ』も収録の【電子特別版】!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるぼろ
8
今巻は過去編、貴大｢達｣がどういった経緯でこの異世界に迷い込み、またどういった紆余曲折を辿り貴大とユミエルが出会ったか等が明らかになるお話です。今巻もとても良かったです。過去編という事もあってか、元の世界に帰る事が前提にあるお話なので、何時もより若干、特に…との戦いの後にはシリアスな感じになっていましたが、貴大がユミエルと出会って、お互いにどう心が癒やされていったかが読み取れてとても良かったな、と→2018/07/27
真白優樹
7
貴大の幼馴染である蓮次が店に来訪し、この世界に来た三年前のことが語られる今巻。―――これは今を紐解く、とても小さなおとぎ話。いつもの雰囲気は一旦お休み、この世界に来たばかりのころの新鮮な輝きと、絶望と喪失が交錯する夢に輝いていた少年が心折れ、そして少女との出会いを切欠にこの世界に真の意味で定着し始める過程が描かれる巻である。何方を選ぶのか、友が突き付けるのは究極の選択肢。離別の先に居場所を見出し、迷う貴大。そんな彼に向かい迫るは過去より来たりし因縁の相手。迫る戦いの結末とは。 次巻も須らく期待である。 2018/07/06
トマトの人
6
どんどん話が盛り上がってきたのですが、自分は地理が苦手なので紙に書きながらよんでいましたが、極東の島国はどの世界観でも何かやっていて名前が出てきた時は、愛国心に溢れているのかそういう印象が強いからなのか聞いてみたくなりました。2018/07/22
けび
5
昔の仲間の登場から過去編一冊だいたい過去編。怠惰じゃないの珍しい。また、過去編はカクヨムでも書くそうなのであとでそっちも見てみよう2018/07/11
リク@ぼっち党員
5
これまでとは打って変わって過去編からのシリアス展開。ヒロインの出番もほぼ無しで、タカヒロたち幼馴染三人の異世界転移後の冒険。異世界に来た戸惑いがありつつ、仲間を信頼してるのが伝わってきてよかった。ユミエルとの出会いはもう少し掘り下げてもよかったのかな〜と思うけど、このくらいあっさりしてるのも二人らしいか。次からは黒龍編ということで、どういう方向に進むのかわからないけど、ユミエルと一緒なら大丈夫と思えてるなら心配はいらないかな。今回の過去編で出てきたキャラクターたちも濃かったので再登場にも期待。2018/06/30
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- 和書
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