内容説明
政府主導のもとで、ようやく要求された資材と人質の交換がおこなわれた。しかし不測の事態が発生! さらに海賊団による核攻撃が? この大混乱の結末とは。『トゥルークの海賊』完結篇!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
102
50年前、ほんの半年ほど《アルベルティーナ》に居候していたラリーボーイ→現・連邦軍戦隊司令官タイラーが老ランバルトの元へ訪れる見事な終幕‐と思わせといて、ネットでしか見れなかった序章「大いなる闇が来た」が巻末に。なんたる「ひでえ冗談だ」いまひとつ僧侶の階級やら本家グランドセヴンの船名と感応頭脳名、ランバルトとブルズアイジャックの、トゥルークでの人物相関図が解らなかったため1巻から通して再読。この3巻では『海賊とウェディング・ベル』のウォーカー船長を始め本家シェンブラックとグランド・セヴンの生き残りが→2013/12/25
エンブレムT
94
ジャスミン&ケリーの怒りが大噴火する巻!とワクワクしてページをめくっていったら、偽シェンブラック海賊団に対して更にお怒りな面々が次々と登場して暴れまくる展開が待っておりましたw予定調和のその上の段階を指す日本語って何かありましたっけ?(笑)特殊な性質を持つカトラス星域での戦い。主人公チームがどんなに苦戦を強いられても心穏やかに、それどころかニヤニヤしながら読めてしまうという、安定の茅田節がこの巻も炸裂しておりました。連邦軍のお歴々が、少年時代に憧れていた存在を前にして挙動不審に陥っている様が楽しすぎます♪2014/05/07
まりもん
53
偽グランド・セヴンを退治する為に本物が登場。ケリーにとって懐かしい人との出会い。彼らがジャスミンのことをお嬢と呼ぶあたりが何だかケリーの知り合いって感じがして良い。ケリーも彼らの指示に従って動いたりといつもと違う立場のケリーが面白かった。2013/12/27
紅蓮
44
挿絵ってこんなに少なかったっけ・・・ここでイラスト入れてwwwって場所がわんさかあってちょっと淋しかったですが、お話はもちろんめちゃんこ楽しめました。しかし、パミール・シオンはあちらのあの方だったとわ!!表紙の後ろ姿がすべてを物語ってましたけどね。もっと読みたかったなぁ。某兵長さん似のあの方はやはり某兵長さんと同じくちびっ子だったという逸話に思わず゚+。(σ゚∀゚σ)⌒Nice♪ボタンを押したくなっちゃいました(〃艸〃)2013/12/22
きむこ
37
シリーズ完結篇。やっぱりキングとダイアナは宇宙で活躍してもらわないとね。マンネリ化しているけれど久しぶりに楽しめました。2020/04/04