内容説明
白水の企みを無事阻止した春蘭たちだったが、国防では隣国・尭の猛攻が問題視されていた。そんな中、春雷が尭の皇帝・烽山の手に落ちてしまう。さらに持ち上がる秋明の密偵疑惑。疑惑を晴らそうとする春蘭だが――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
白水の企みを阻止したものの貴族の枢密院への反抗から国防が弱体化。隣国堯の猛攻を招く事態となっていた。そんな中、再び妃嬪候補となった春雷が堯の手に落ちてしまう第三弾。まさかの早さで失陥した防衛拠点。もたらされる「秋明は堯の密偵」という情報と敵の手に落ちた春雷がもたらした真実。秋明を信じたい春蘭と人が信じられなくなってゆく海宝でしたけど、それでも諦めない春蘭の奔走が窮地の打開に繋がりましたね。これは海宝が惚れ直しても仕方ない(苦笑)しかし秋明の妹のことやら堯側に春雷のことがバレたのは後に繋がるんですかね…。 2019/01/01
dorimusi
11
ずいぶん久しぶりに続きを読んだ。やっぱりワンパターンというか、あまり驚きのないストーリーだなぁと思う。積読があと2冊。読むかな?2022/04/17
咲穗
9
尭の侵攻を受けた榮。 尭に情報を流した秋明、敵方の子君とこっそり会っていた春蘭と、立て続けに裏切りを受けたと感じた海宝は心を閉し…。 海宝はずっと心を閉ざしていたからこそ、心を開いた後の距離感がおかしいんでしょうね笑 そして春蘭ではなくご本人が動揺しちゃってるのがかわいいですよね〜 “男”でありながら、だんだん恋敵が増えてるのがポイントですね! 今後に期待〜っ2021/04/11
ゆうら
7
秋明のような人は、何も語らず一人で抱え込むんだよね。食えない人物ではあるけど。春雷、危機一髪。彼の方の話も、これこらもっと力入れて欲しいな。脇の人物の方が結構興味深い。2019/05/25
依音@いおん
4
海宝の感情にもだもだにまにましつつ(笑) コミカライズ始まってたんですね…!ちょっと見に行ってみよう。2018/09/26