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内容説明
第1回「さいとう・たかを賞」受賞作!
殺人を快楽とする脳の誕生!
悪を創造する脳科学の終着点は……人類の終末か!?
新興宗教教祖にして死刑確定囚・神宮正義の分析通り、連続殺人は“リレー形式”で行われていた!!
ある殺人者の動機を、次の殺人者が叶えるというシステムだ。
やがて殺人リレーは二股に分化!?
一方は何者かに殺害され、一方は次の獲物が誰か予告!!
その標的は、彼らを追う側の鐘巻管理官――理由は、鐘巻の兄・賢人こそ脳科学を悪用し、自分を悪魔に改造したからだと。
すべてを計画したのは、17年前に失踪した賢人なのか!?
油小路と鐘巻が決断した捜査方針は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
73
かなり犯人像が絞られてきています。まだそんなに現れてはいないのですが、キリスト教の原点の兄弟の関連が重要なキーポイントとなっているというような考えすぎのイメージを持ってしまいました。最初の頃は芳崎さんのほかのコミックがイメージに出てきてあまり怖くない感じでしたが、この巻あたりから不気味さも出てきています。2018/04/04
へへろ~本舗
5
天使と悪魔の戦いの意味がだんだん暴かれて行く。それとともに真の悪魔の正体が…。次は「恐怖暗黒の第4集」。早く読みたい2018/03/30
サテヒデオ@ダイナミックひとり
2
相変わらずの順調ぶり。それでも些少のイレギュラーが見られて、それが「作者」の用意するところと知りつつ、そこはドキドキした。ゲーム全体を眺めるとき、俯瞰できる位置に居られる者は少ない。そのように観客席が設えてあるならば別だが。審判員はプレイヤーと同じフィールドの上だ。つまり目線も視野の広さも同じ。ではゲームマスターは? これまで「善」と「悪」との対決を謳っていたところに、「聖」なる価値を持ち出したのは面白い。聖ゆえに自らは暴力を行使できない。だからボディガードが必要となる。なるほど面白い!2018/04/05
あるふぁ
1
自分のことを神と思えるその精神性が危うくもあり、危なくもある。「神と悪魔と人間……すべての謎を解くためにです。」神宮正義には彼なりの信念と正義があるのだろうが。そこにうっかりすっかり信奉してしまう人の愚かさと弱さは明日のわが身だ。「しかし、善人はどう定義すればいいか?」悪人は定義できるが、善人と言うのは確かに定義し難い。2018/05/18
毎日が日曜日
1
★★★★ まだ敵が見えない。2018/04/01