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内容説明
本邦初公開。超高性能航空機開発コミック!
「US-2」。海上自衛隊が運用する最新鋭救難飛行艇である。
世界で唯一、波高3mの外洋に着水可能なUS-2は、日本の四面を囲む大海原で遭難者の捜索や救助、離島住民の輸送など、過酷な状況下で確実に任務を遂行する。
しかし、多くの人命を救い日本が世界に誇る超ハイスペック航空機も、その完成までは苦難の連続だった……
飛行艇開発に全てを賭けた男たちの物語、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
19
☆ 周囲を海に囲まれた日本には、ヘリより航続距離が長く、船よりも速く海難救助の現場に到着出来る飛行艇が欠かせない。この作品は日本が誇る救難飛行艇US-2を開発した技術者たちの1990年の開発開始から2007年の運用開始までを描く熱い物語。20年以上新規開発をしてこなかった為に技術の継承がされず、海上自衛隊がオスプレイの採用を検討する逆境の中、人命救助のためにより良い機体を作ろうとする新明和工業の技術者の意気込みが感じられます。2019/04/30
ブラフ
12
まず、救難飛行艇の存在を初めて知った。イメージとしてはディズニーピクサー映画「プレーンズ2」に出てくるディッパー(CV:近藤春菜)を大きくした感じかな。そして、四方を海に囲まれた日本独自の進化を遂げてきた飛行艇を、戦後、救難飛行艇として改良し、20年経て最新の救難飛行艇を製作するというプロジェクトを当時の関係者へ取材し漫画化したもの。海面への着陸、しかも波高が高い外洋での救難活動に適した飛行艇を製作する過程はとても興味深いし、わくわくしてくる。2021/04/22
kazmimagica
6
骨太で、開発にかかわった人々の想いと熱量が記録に残るよい本だと思う。F-2やT-4とかの開発史もあればなぁとも思えた。あわせて、防衛関係技術研究のために大学に予算支援することに対して反対の声が上がる昨今、もう少し冷静に、何とかならないものかとも考えさせられました。2018/10/07
まきの
6
飛行艇開発の物語。 たまらないぜ! おれも飛行機を作りたい!2018/08/28
F4ふぁんとむ
4
読んでて鳥肌が立った。素晴らしすぎる。2巻は来年かよ~2018/03/31