内容説明
ウルファの身代わりとなり、仲間のもとをはなれ、魔法使いラダにより囚われの身となったアルダ・ココ。ふたりは、龍の背骨山脈の西の果て、古の隻眼の女神が住まう土地を目指していた。一方、アナンシア王女たちはアルダ・ココを追う道中でライバルのルダート王子と再会する……。アルダ・ココの守龍を求める旅路の終着点はいずこに!? 夢と絆と冒険に、驚くべきフィナーレが訪れる――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しるるん
8
リダーロイス、龍と魔法使い からこの緑のアルダまで一気に読んだ。主人公や時代が変わっても、話の端々に前作の登場人物が出てくるのはとても面白かった!2017/09/01
枯伍
3
アルダ・ココを連れて西の地を目指すラダ。その通り道で水狼にちょっかいを出して返り討ちに遭う。呪いの蝋人形は身代わりとなって壊れたが、水狼はいまだふたりを付け狙っていた―― アルダとの交流でラダも少し変わったのかな。最終巻とあるが次の外伝含めてのアルダだと思う。初読時、え、これでおわり?と思ったのは自分だけではないはず。エピローグが圧倒的に足りなさすぎ~2018/11/25
かやの
3
結局のところ主人公であるアルダ・ココは守龍と直接のかかわりをもつ立場ではないからか、「守龍を得る」という観点からするとラストはあっさり。ラダの信仰する古い女神についての話のほうがむしろメインかとも思える。ウルファには今後もがんばってほしい…2009/08/30
ジュリ
2
ラダってひどいやつと思っていたけど、アルダ・ココに親切をみせて少しはいいやつかもと思いました。2013/10/04
真維奈
2
ルーエがどうして守龍になったのかをもう少し書いてほしかったなぁ。でも終わり方は結構満足。王子にもスポット当たったしね。2012/10/08