幸子、生きてます(1)

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幸子、生きてます(1)

  • 著者名:柘植文【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2018/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065111208

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内容説明

「金も幸も子もないものですから…」金子幸子、市役所勤務、33才独身、婚活中。今日も今日とて、真実の愛を探して生きてます…。悲しいときに部屋で一人創作ダンスを踊ったり、元彼にもらった魚拓を持って旅に出たり。不幸っぽいけどなんか楽しそう!?シュールでフフッと笑っちゃう、幸子の世界をご覧あれ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パンダ侍

12
★★★☆☆ 会社の同じチームの女性(39)が婚活にハマっている。いろんなパーティーに足を運び、出会った男性を教えてくれる。時には写真を見せてくれるが、これがまたどうにもコメントに困る。優しそうな人ですね、というのが精一杯。しかし何故こうも毎回僕に報告するのか。だんだんソワソワしてきた。自意識過剰だと、思ってみたり、話ぐらい聞いてやれという自分がいたり。僕にも彼女にも春がくるといいな。「野田と申します。」の著者の最新刊。主人公、幸子が「幸せ」を探す毎日。そもそも幸せを求めているのか、迷子の33才。春よこい。2018/03/13

fumikaze

4
33歳、独身、市役所出張所勤務、婚活中の金子幸子さんが主人公。凄く幸せでも不幸でもなく、そこそこ生活は安定している様だし、健康や職場の人間関係や友達にも恵まれているが、何かが物足りない幸子さんの日常生活。著者のファンならそこそこ楽しめると思う。第2巻も読みたい。2019/07/07

CAKE

4
「野田ともうします」のリア充かどうかは恋人がいるかどうかではない、人生をいかに楽しむかだって感じが(そんなメッセージをたぶん柘植さんは込めてない)好きだったので、婚活話という恋愛至上主義的な題材にどうなるやと思ったがいつもの柘植さん節。たぶん、婚活や女の人生について語ることに柘植さんは興味ない。そういう作風だものな。というわけで安心して楽しくて、この地味な幸子の人生をもっと読みたいから早く2巻でてほしい。2018/03/27

nyanko51

2
のっけから詐欺にあってたりとヘビーなのだが、そこはギャグ。幸子が同情できないキャラで、まあがんばれよ、いう感じ。2018/03/31

とんぼ

1
「金子さんって不幸っぽいのになんか楽しそうですよね」ってセリフ好き。楽しそうに生きてるなって思われるのっていいね。「逆にどんなに不幸でも「結婚して子供もいて幸せでしょ!」と言われてしまうのよ…」に、すみません私そう思っちゃう側の人間だ、と自戒した。全体に流れる絶妙な空気感が最高。2019/06/09

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