扶桑社BOOKS<br> 日本の歴史 本当は何がすごいのか

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

扶桑社BOOKS
日本の歴史 本当は何がすごいのか

  • 著者名:田中英道
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 扶桑社(2018/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594066512

ファイル: /

内容説明

知っていますか?日本の“いいところ”。伝統と文化の魅力がわかる14話。「和歌」「わび・さび」「もののあわれ」「老舗」などユニークな伝統と文化を生んだ日本の魅力を、美術史の国際的権威が、通史のかたちでわかりやすく説き明かす好著。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

№9

17
知れば知るほどヤバイ東アジアの隣国三国とは違い、知れば知るほど凄いのがわが日本国。こんなことを言うと「偏ってる」だの「ネトウヨ」だの「ナショナリズム」と揶揄する向きもあるが、果たしてそうだろうか?縄文の古代から連綿と続く日本という国とそこに住む人々の特性は、文学や美術などの芸術から技術や科学など自然科学にいたるまで目を見張らんばかりのものを残してきている。知れば知るほど、凄い。そんなわが国の歴史の中で日本人が生み出してきたものと出来事をさらっと俯瞰して教えてくれる、そんな一冊でした。2013/02/22

mika_f

9
日本の神仏習合ってすごい考え方だし、何の違和感もなく日本人の生活に馴染んでいるのが学生時代から不思議に思っていたけど、祖先や自然を共同で祭るのが神社(結婚式など)一方、個人の悩みを聞き、葬式を行うのがお寺。なるほどね~そう考えると分かりやすいかも。若干の天皇崇拝感や卑弥呼論争なんてどうでもいい!といい切っちゃう所など強気な部分があるのも否めないが、日本文化を再確認し、日本人の原点を誇りに思える1冊だった。2013/10/25

無添

4
西洋美術研究家が日本の歴史を考察。欧米の価値観で語られた自虐史観でない本当の日本の歴史。2015/02/25

TheWho

4
西洋美術史家で保守派論客である著者が語る日本の先史時代から現代までの日本通史。英語学者である渡部昇一と同じく外国の歴史と対比して、日本史の特異性や優位性を述べる姿勢は、両氏共に外国史に通じ、かつ日本史の専門外であったからこそ、自虐史観に囚われずに堂々とした日本史観を論述できていると思われる。本著は、日本が先史時代から綿々と受け継がれた歴史を持つ世界で唯一の国である事を、諸説を踏まえて論述する、日本人必読の一冊です。2014/01/14

nao

4
日本の歴史は区切られたものではなく続いているもの。文化は世界に誇るもの。今教えられている歴史は悲観的な視点からのみ語られることが多い。と強気な歴史観を展開。所々強気すぎたり、天皇に敬意を払いすぎて読みづらいと感じるところもある。結局歴史とは事実をこねくり回して人間が人間に語るもの。絶対などは見分けがつかない。歴史を様々な視点からとらえて自分の意見をもつことが大事。2013/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5400259
  • ご注意事項