内容説明
「あたしはあんたがどこへ行ったって、必ず見つけてあげる――」
時は文政。江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂が特別に誂えた大切な表紙紙が盗まれた――
知恵者の売れっ子戯作者・鉢野金魚(はちのきんとと)と貧乏戯作者・本能寺無念(ほんのうじむねん)は、金魚の遠き友への想いがこもった唐紅色の紙を取り戻すために、現場となった表紙仕立屋・播磨屋を訪ねるが……。
江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く!
人情と不可思議、噂と真実、癒えぬ悲しみと明日への希望――読み心地満点、ますます快調の大人気シリーズ、待望の第三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
63
松吉&竹吉の藪入り、泣きました。寛兵衛と薊のかっこいいアクションの裏には切ない思いが…。無念の過去も短右衛門の家庭事情もなかなかに大変だけれど、金魚姐さんの事の収め方が光る3巻。このシリーズ、どんどん良くなるなあ。次巻も早く手に入れなくては!2021/09/22
ポチ
46
第3巻はレギュラー陣の事情や過去に絡む事だったし、内容に厚みが加わった感じもして、今まで以上に物語に入り込めたなぁ。金魚達の紅葉狩りは面白そう。2022/06/08
アルピニア
46
シリーズ第3巻。登場人物の事情あれこれという感じ。金魚の亡くなった旦那の幽霊が登場?竹吉と松吉の辛い藪入り。薬楽堂の旦那夫婦が別居している訳は・・。元御庭番貫兵衛の秘めた思い。そして年末に姿をくらます無念は何処へ?謎解きに加え、江戸時代の奉公人、農民、武家の生活事情も絡み、しんみりする話が多かった。お互いを思いやる気持ちがジワリと心に沁みる。金魚、真葛、おけいの最強トリオの活躍がぜひ見たい。それと、このシリーズは煙草入れや煙管の詳細な描写が多く、天鵞絨、螺鈿、蒔絵細工など興味をそそられる。2022/04/28
ぽろん
44
今回は、切ない話が多かった。子供の泣き顔が一番堪える。それでも、無念の抱えていた闇が解決して本当に良かった。何だかんだと金魚と無念はいい仲なんだなぁ。次は真葛さんが戻って来て、又、愉しみが増えました。2018/01/14
baba
37
「でんでら国」いらい平谷さんのファンとなって読み始めたシリーズ。「藪入り」は幼い小僧の竹吉と松吉の二人が周りの人を思いやる姿が切なくって一気に引き込まれました。金魚姐さんの男前はいつものことで気分もスッキリとしますが、今作はそれにも増してそれぞれの登場人物の背景や思いが綴られて今後が楽しみです。2018/03/17
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