内容説明
逐電した旗本の行方を追う扇太郎は、借金の形に娘を吉原に沈める旗本が増えていることを知る。また大御所・家斉派と現将軍・家慶派の幕閣の対立に乗じて、狂い犬の一太郎が人身売買を禁じる法を逆手に吉原乗っ取りを狙う。江戸の闇の支配をめぐり激化する争いに、扇太郎の太刀が鞘走る。シリーズいよいよ佳境、新装版第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
83
闕所物奉行 裏帳合「旗本始末」4巻。榊扇太郎さん、鳥居耀蔵に逆らいましたね、結果狂い犬の一太郎と闘う事に、増々面白くなりましたね次巻を期待。2018/07/02
黒豆
4
他のシリーズと主人公以外の登場人物、役職が同じ設定になつている、思い起こして、より楽しめるが、読む後先が気になる。 既判を読み終え、新刊待ちが理想か。2017/12/06
プレミアムモルツ
1
ついに扇太郎と鳥居の関係が沸点に来た。鳥居に勝てるのか。次巻を待とう。2018/05/04
jinya tate
0
図書館本 吉原を守り、いよいよ一太郎と対決へ2021/01/25
匂當内侍
0
闕所物奉行裏帳合第四巻完読2020/06/29