ＫＺ’ Ｄｅｅｐ Ｆｉｌｅ 断層の森で見る夢は

著者名：藤本ひとみ【著】

講談社（2018/01発売）

• ISBN：9784062208239

内容説明

大人気シリーズKZの深層をえぐる、ディープなKZD『KZ Deep File』。南アルプス、美しい断層の村で突如として起こった連続事件！ヘリコプターの墜落、白骨の出現、インターチェンジに消えた数学の天才は何を見たのか！？迫る集中豪雨の中、少年たちの奔走が始まる！謎と友情の書き下ろし長編。

目次

序　章
第１章　星々の村
第２章　奇妙な種子
第３章　生還できるか
第４章　マジック
第５章　時限爆弾
終　章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[あゆ]

やっぱり、kzは面白いー！ヘリが落ちてきて土砂崩れになったのに上杉君が生きてるのがすごい！ 最後は全てがわかって綺麗におわってる

2020/04/02

[まー]

シリーズものと知りながらもこの巻から読んでしまったがために、人間関係などはよくわからない…。自分の得意分野でスペシャルな力を発揮する中学生、かっこいい！

2018/02/21

[rosetta]

★★★★☆はまっているKZ'Dシリーズ。今回の舞台は南アルプスの麓、中央構造線とフォッサマグナが交わる辺りで、主人公は理系ヲタクの小デブ小塚和彦。数学学年１位から陥落し落ち込み、かつてスイスで入院していた時に知り合った少年の死を知らされた上杉は星を見たくなり和彦を追って伊那谷にやって来た。しかし到着すると直ぐに誘拐される。高速道路開通に向け賛否が争われる小さな村に隠された陰謀。ヘリコプター事故で死んだ住職の息子。初っぱなから剥き出しの犯罪に関わることになったスーパー中学二年生たち！

2018/01/06

[shikashika555]

和典 和彦 黒木 若竹 4人が今回の主人公。 長野伊那谷での高速道路工事反対運動と ケシの違法栽培にまつわる話。 毎回思うが、中学生離れした行動力とソツのなさ。 現実離れし過ぎかと思うけど、登場人物の魅力とストーリー運びのテンポ良さにつられて まあいいやと思う。 小塚和彦くんの、太っていて空気が読めないが故にうける嘲笑や攻撃、それによって傷つく内面や 気持ちの立て直しの描写がひとつの柱となっている。 何にせよ、自分の好きなものを持つということは 人を強く 冷静に 賢く そして前向きにしてくれる。

2019/03/06

[雪乃]

危機的状況でも冷静な上杉君かっこよすぎです。小塚君も少しは成長できたのかな。

2018/06/29