変形性関節症―関節が老いたのか、関節軟骨の変性とはなにか

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変形性関節症―関節が老いたのか、関節軟骨の変性とはなにか

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  • サイズ B6判/ページ数 350,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623077236
  • NDC分類 491.16
  • Cコード C0347

出版社内容情報

関節が老いる、軟骨が老いる。年齢を超えて「歩く」ために、三人の関節外科医が軟骨の「変性」を解く

序 章 変形性関節症、三つの事例



第1章 変形性関節症とはどのような病気か

 1 変形性関節症とは──異常を知るために正常を知る

 2 変形性関節症の症状──痛みと腫れ

 3 疫学からみる変形性関節症──運動器の病気として

 コラム ロコモティブシンドロームと変形性関節症



第2章 どのようにして変形性関節症を診断するのか

 1 典型的な症状と鑑別疾患──症状の進行から考える

 2 診察による診断──触診、徒手検査という手技

 3 画像診断──X線検査とMRI検査

 4 血液検査で変形性関節症はわかるのか──バイオマーカー、客観的評価をするために

 コラム 半世紀以上経過してもなお残る分類の不思議

 コラム 半月板と変形性膝関節症の関係



第3章 関節による違い

 1 全身のあらゆる関節が変形する──膝関節とその他の関節

 2 股関節──最も重要な関節として

 3 足関節、足部関節──怪我をしやすく複雑な関節

 4 上肢の関節──体重がかからなくても

 5 関節リウマチとの違い──どのように診断するのか

 コラム 骨壊死とはどのような疾患か

 コラム 離断性骨軟骨炎



第4章 関節軟骨変性のメカニズム

 1 関節軟骨の構造と役割──あまり働き者ではない軟骨細胞

 2 生体力学からみた関節軟骨──「うるおい成分」の正体、流体潤滑とリン脂質

 3 関節軟骨の成長と老化──胎児の軟骨から骨が生まれる

 4 関節軟骨変性の分子生物学的メカニズム──軟骨が壊れる時、サイトカインの命令

 コラム 外傷性変形性関節症



第5章 薬による治療

 1 炎症をとる薬──非ステロイド性抗炎症薬

 2 痛みをとる薬──弱オピオイド・痛みの脳への伝達を抑制

 コラム 貼付剤はどのように使うのか? 軟膏は効果がないのか?

 コラム ステロイドの関節内注射の推奨度



第6章 リハビリテーション、装具治療、関節注射

 1 変形性関節症におけるリハビリテーション──趣味の運動でもOK

 2 装具治療でなにが得られるのか──杖の魔術

 3 関節注射で得られるもの、得られないもの──“痛み”が軽くなったという錯覚でもOK

 コラム 変形性関節症であっても運動できる

 コラム 成長期のスポーツは将来のO脚のリスクになる?



第7章 手術療法

 1 関節鏡手術──切れたものを縫い合わせる

 2 骨切り術──匠の技、人工関節を考えるその前に

 3 人工膝関節置換術──歩けるという自信は気持が前向きになる

 4 人工股関節置換術──「手術をしたことを忘れる」自然な動きを得る喜び

 コラム 軟骨再生って今どうなっているの?

 コラム 各国の人工関節の事情



終 章 日本の未来の問題としてみんなで考える



参考文献

索 引

伊藤 宣[イトウ ヒロム]
2016年8月現在京都大学大学院医学研究科整形外科准教授

石島 旨章[イシジマ ムネアキ]
2016年11月現在順天堂大学大学院医学研究科整形外科・運動器医学講座准教授

岡崎 賢[オカザキ ケン]
2016年11月現在 九州大学病院整形外科講師

内容説明

シニア時代を「骨」から考える。関節が老いる、軟骨が老いる。年齢を超えて「歩く」ために、三人の関節外科医が軟骨の「変性」を解く。

目次

序章 変形性関節症、三つの事例
第1章 変形性関節症とはどのような病気か
第2章 どのようにして変形性関節症を診断するのか
第3章 関節による違い
第4章 関節軟骨変性のメカニズム
第5章 薬による治療
第6章 リハビリテーション、装具治療、関節注射
第7章 手術療法
終章 日本の未来の問題としてみんなで考える

著者等紹介

伊藤宣[イトウヒロム]
京都大学大学院医学研究科整形外科准教授。1964年、静岡県生まれ。静岡県立磐田南高等学校卒業。1990年、京都大学医学部卒業。2001年、京都大学大学院医学研究科博士課程(外科学専攻)修了。2013年より現職。専門は関節リウマチ、変形性関節症、足の外科など、全身の関節疾患を扱う。研究テーマは関節炎の病態と治療、骨折治癒のメカニズムなど

石島旨章[イシジマムネアキ]
順天堂大学大学院医学研究科整形外科・運動器医学講座准教授。1970年、東京都生まれ。学習院高等科卒業。1996年、順天堂大学医学部卒業。1998年、東京医科歯科大学難治疾患研究所分子薬理学講座共同研究生。2002年、順天堂大学大学院医学研究科修了。2003年、順天堂大学医学部整形外科学講座助手。2005年、日本学術振興会海外特別研究員として米国・国立衛生研究所(NIH)留学。2007年、順天堂大学大学院医学研究科整形外科・運動器医学講座助教。2013年より現職

岡崎賢[オカザキケン]
九州大学病院整形外科講師。1969年、福岡県生まれ。福岡県立小倉高等学校卒業。1993年、九州大学医学部医学科卒業。2000年、九州大学大学院医学系研究科修了、医学博士取得。2000年~2002年、米国ワシントン大学整形外科留学。2003年、九州大学病院整形外科医員。2004年、九州大学大学院医学研究院次世代低侵襲治療学助教。2007年、九州大学病院整形外科助教。2011年より現職。専門は軟骨変性と再生・新生に対する分子生物学的研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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