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内容説明
【この世界には、超えなきゃいけない『壁』がある。】
あいが大阪にやってきてから早二か月。たまった疲れを癒すため、八一は、あいや銀子、桂香を誘って銭湯に行くことに。そこにはハプニング満載の桃源郷が広がっていた……！ あいの師匠として、棋士として、「壁」を破ると決めた八一。振り飛車をマスターしようと、第一人者である生石に指導をしてもらい、充実した日々を過ごす。一方、桂香には年齢制限が迫り、負けられない状況まで追い込まれていた。凡人だからこその悩みにもがく「家族」の存在に、銀子は……。負け続ける現状を変えるための、八一と桂香、それぞれの選択。八一やあい、銀子が姉のように慕う桂香の、知られざる過去。そして、あいの慟哭の理由とは――？ ギャグもガチも新キャラも大増量の「熱血将棋ラノベ」マンガ版第６巻!!
(C)Shirow Shiratori/SB Creative Corp. Original Character Designs:(C)Shirabii/SB Creative Corp. (C)2017 Kazuki (C)2017 Kogetaokoge
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
34
ここらへん原作小説を読んだとき苦かったが、漫画で読んでも苦いなあ。ただ苦いだけじゃなくてその先があるのだけれど、そこまではいかずに6巻終了。ここまでくると画の荒さはそういうものだ、という割り切りができてきた。それより表情の見せ方とかちょっと良いなと感じる部分があった。デスノートパロディーとか独自のネタも入ってたし。2018/02/08
わたー
16
★★★☆☆原作屈指のエピソードである桂香さん編がスタートしたのだが、コミカライズ担当の描写力、表現力のせいか、イマイチ乗り切れなかった。ギャグを全面に押し出しているときは問題ないのだが、シリアスになると途端に…2017/12/30
レリナ
13
将棋の世界も厳しいねぇ。桂香さんには頑張ってほしい。相変わらずキャラの表情を描くのが上手いので、心情がよく伝わってくる。特に今回は桂香さんの葛藤がよく伝わってきた。あいがぶつかった壁も気になる。天才故の悩み、凡人故の悩み。どちらもとても苦悩ぶりが伝わってくる。アニメではどのように表現してくるのか、楽しみ。次巻に期待。2018/01/18
緋莢
13
八一がデビュー戦で伸びた鼻を叩きおられた山刀伐尽。その相手に再び敗れた八一は、〝オールラウンダー”を目指し、〝捌きのマエストロ”と呼ばれる生石充に「振り飛車」の教えを請います。が、今巻の読みどころは、そちらよりも、女流棋士を目指すのに、タイムリミットが迫って来た桂香さんでしょう。銀子と桂香の絆の強さ、〝将棋星人”八一との圧倒的な差をしっかり自覚しながらも、それでも強くなろうとする銀子の姿など、読んでいて何度も胸打たれました。〝才能”を見事に書いた小説の方も面白かったので、続きが楽しみです2018/01/12
天涯
5
原作３巻、桂香さんの話に突入。好きなエピソードなので楽しみ。生石玉将との対決や、将棋星人の話は読みごたえがあった。飛鳥ちゃんが可愛く描かれている。山刀伐八段も結構好き。次の対決が楽しみ。次は後半、期待。2017/12/25
