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内容説明
心に傷を負ったマルチナが、故郷で自分のお仕事に向き合う。父や母、兄たちと話すうちに見つけた答えとは? そして突撃タイプライターの復活はあるのか? 西へ東へ、上へ下への第7巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dash-Checker
17
良作。6巻のラストで心に傷を負ったマルチナが復活するまでを丁寧に描いており、主人公感が増した。作劇に対する作者の真摯な姿勢がよくわかる一冊。2017/12/22
ぺぱごじら
11
元々絵柄の割に暗い話(地に足着いた話)だったから、まぁ少しはしゃいで元に戻った、という所でしょうか。自分としては、元々からあったこのギャップが好きなので、いい話だなと。企業は軍を模している点が多いから、サラリーマンとしては色々身につまされるが、押しが強いのではなく「圧し」が強くなったなら、それは大きな成長だよなぁと感じます。2017-2262017/12/21
ジュン
8
『大砲とスタンプ』七巻よかった!暴力と官僚制(兵站)の根源的なマッチをコミカルに描いている作品。官僚による支配は税制度のためよりも軍を維持するために発達したのではないかとイメージが膨らむ。実に良作だ。2018/01/24
mimi
7
わ~い大砲とスタンプの最新刊だ~って発売日に買いに行った読者です!前巻がシリアスだったから今巻も余裕がない展開は嫌だなぁと思っていたら、立ち直るための1冊でした。軽い繋がりでお話がピタゴラスイッチしてくのが面白かったです。熊騎士のヘッドハンティングも良かった。戦争は人材の無駄遣いだからやっちゃいけないよね。生き死にの悲劇より戦争反対を噛みしめました。ラドワンスカさんが閣下になったよ!ラドワンスカさん大好き!セイウチ閣下!他作のラドワンスカさんも読みたい。はっ、この気持ちが同人誌を求めるのかしら…。2018/01/12
コリエル
6
前の巻での民間人虐殺がトラウマ化しているマルチナのあれこれ。上官や家族があれこれとアドバイスをくれるんだけど、ラドワンスカ大佐が格好良かったなあ。軍隊は常に間違い続けている。間違いの中からましなものを引き受けるのが上官の務めか。いいこと言うな。2017/12/23