大砲とスタンプ(6)

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大砲とスタンプ(6)

  • 著者名:速水螺旋人【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2016/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063886771

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内容説明

マルチナが自らの存在の意味を問い、涙した『治安戦編』を収録! さらにアーネチカの意外な才能が開花した『ラジオのお仕事編』最終話から、アゲゾコを揺るがしたテロ計画を謎の美女(?)が追う『要塞祭り編』など、盛りだくさんの第6巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺぱごじら

9
長い長い戦争の合間に、敵と味方の区別は曖昧になり、国同士の信念より個々の『何か』を侵そうとする者が『敵』となることも。わかりあえていた筈の者にわかりあえていた人を殺されて慟哭したり、扮装を変えて微妙な魅力を振りまいたり(笑)、喜怒哀楽が1日の間に何度も変化したり、そういうのも『戦争』。軽いタッチの絵柄で重いお話。2016-1772016/12/22

さくりや

7
エミーネ中尉が可愛かった笑。相変わらずメインの登場人物のキャラが立っていて安心して読める。ラストは衝撃だった。ここまで戦争に直面したのはシリーズで初めてなのでは。2016/12/26

hika

6
「貴様がくれた弾薬だぞ。誇らしくせえッ!」。いままで、少しずつ見せていた、人が理不尽に殺されるという「戦争」が眼前へと。あたりまえだが、書類仕事もスタンプも殺し殺される戦争の一部なのだ、そのあたりまえを描いた次がどうなるのか2016/12/25

トーヘン

5
「後方」の話ではあったが、「戦争の後方」をまざまざと見せ付けられた巻だった。諜報戦、工作、テロ行為、非正規戦もそうだが、圧巻はラスト53話だ。「お前のくれた弾丸だろう」はかなりの衝撃を受けた言葉だった。頑張れマルチナ。マジで。2017/01/11

ヨックモック

5
前巻にあったマンネリ感を感じさせない最新刊。占領地の運営という戦争においては重要なファクターを、従来の戦争作品のように特定の悲劇だけを扱うわけではなく、組織を運用する事務方からの視点で描いている。これぞ「大砲とスタンプ」なのだろう/官僚主義的おっぱい/シチーうまくなさそう/エミーネ中尉可愛かったのにあっさり殺されるあたりがこの作品の良いところ。各国軍部やテロリスト内での権力闘争。戦争ってこういうものなんだろうきっと/「一般市民など存在しない。いるのは敵か味方さ」/「う゛ぇろおろろおおえう」たぱぱぱ2017/01/05

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