内容説明
アメリカ軍×ナチス&日本軍×吸血蝙蝠
アマゾン奥地に日本軍の巨大潜水艦が出現! !
深い霧と断崖絶壁に守られた秘境で行われる人体実験とロケット開発の真の目的は! ?
アマゾンの奥深くに現地人さえも近寄らない秘境がある。絶え間ない霧と600メートルの崖に囲まれ、恐ろしい部族が住まうその土地を人は“地獄の門”と呼ぶ――。
第2次世界大戦中の1944年。トリニダードのアメリカ軍基地へとやってきた、
動物学者でありアメリカ陸軍大尉のマックレディに上官が命じた任務は
信じられないものだった。アマゾンの奥地で座礁した日本軍の巨大潜水艦から現れた
ナチス親衛隊のあとを追い、“地獄の門”へと向かえというのだ。いったい、
ナチスと日本軍はこんなところで何をしているのか? “地獄の門”へと向かう途中、
村に立ち寄ったマックレディは、村人たちが血の海の中で死んでいるのを発見する。
そのとき、彼の頭の中に謎の声が語りかけてきた──。
ナチスの目的、そして謎の声の正体は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
107
このような表紙と題名をみるとどうしても読みたくなってしまいます。現代や未来ではなく、1944年の第二次世界大戦終了近くの話でした。アマゾンに日本軍の潜水艦が現れナチスの研究者たちが集められて何事かたくらんでいるところに動物学者や植物学者が絡んでと私にとっては結構楽しい話です。2018/12/03
しましまこ
26
大ボラ感漂う表紙買い。第二次世界大戦中、アマゾンの秘境「地獄の門」に日本軍の巨大潜水艦が座礁。ナチスにアメリカ軍、お花の香りのチュパカブラ、絶滅したはずの古代種...入り乱れ、破滅に向かってGO!!2017/10/01
塩崎ツトム
5
説明くさいセリフまわしなどからB級感が漂いまくるが、上巻までは面白い。2018/07/22
fukafkacraft
2
タイトルとアマゾンが舞台という点に惹かれて中古で入手。マックレディが地獄の門へ向かってアマゾンの森を進む。村落の死体の謎は?〝声〟の正体は?謎は深まるばかりなのに、描写が下手でところどころ解りにくい。七三一部隊に巨大な吸血コウモリなど、道具立ては良いのだが上手く生かせておらず、は?って感じ。期待は見事に裏切られた何じゃこりゃ作品だが、下巻も買ってしまったので我慢して読む。2023/02/23