内容説明
地球を宇宙からの侵略者から守る絶対的な力〈マシン〉。その絶対防壁が突破され、いつの間にか、狭奇杜市以外の全世界が侵略されてしまった。阿倍野晴克も司令室にも入れない事態になり、ついに地球の総生命体に絶滅のカウントダウンが迫る。晴克は天王寺美緒やシンディア達友人の力を借り、世界の存続を賭けて、侵略者との息詰まる『平凡』対決に挑むのだった!! 果たして地球の生命体は救われるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
13
打ち切りエンドだけれど、ダラダラ続くよりはありなのかな?次回作に期待しましょう。幼女な巫女さんの表紙だからもう少し活躍するのかとおもいきや、打ち切りの煽り?であまり見せ場は作れず。その割の新キャラ登場したり賑やかしと思っていた人たちが妙な見せ場を作ってみたりするのでした。2017/12/05
niz001
6
終わっちゃった、ラノベ版「MM9」みたくならんかなと思ってたのに。また厄介な侵略の中、駆け足でまとめられる。とりあえず関西人としては『アポロ』の上の句は『あべの』なので『天王寺アポロ』というと凄く違和感。2017/12/07
真白優樹
4
人類の存在を侵す特殊な侵略に、あっという間に絶体絶命の危機に追い込まれる最終巻。―――世界を救うのは、誰かとの絆と平凡という個性。冷静に考えるとゾッとするような侵略が繰り出され、世界存亡の危機が現実に訪れる今巻。そして明らかになるのは様々な謎、紡がれるのは家族の絆。晴克はこれまで平凡を望んでいた。だけど今ここで鍵となったのはこれまで巻き込まれてきた非日常、その中で育んだ無数の絆。一つの侵略を乗り越えても、侵略は終わらない。だけどこれこそ、これからも過ごしていく新たな平凡だから。 うん、面白かった。2017/12/06
nawade
4
★★★☆☆ シリーズ完結。美緒の両親が登場。そして、人間が別の何かに置き換わるという侵略により司令部が乗っ取られ、総生命体絶滅の危機という最大のピンチが襲う最終巻。あとがきによると打ち切りのようですが、晴克の恋愛面での決着がつき、サキモリの起源やマシンの正体等の謎も解き明かされ、綺麗な結末となっている。正直、人間乗っ取りが2巻続けてということもあり、侵略者との攻防はやや退屈だったので、せっかく美緒の両親が登場したのだから、家族コメディをもっと楽しみたかった。平安京エイリアンを語る日本史教師が妙にリアル。2017/12/02
さいだ
2
マシンの説明やサキモリの成り立ちなど、やや駆け足気味だけど解説して、今回は情報生命体。前回の植物生命体や精神生命体と同じく乗っ取り型かと思ったら、入れ替わりかぁ。人間モドキと言うとやはりマグマ大使が元ネタですかね。無限腕と旦那の名前のアポロとかはアクエリオンかな。しかしまぁ、終わってしまうとは残念。まだ掘り下げ出来てないキャラもいるのに。2017/12/09