内容説明
阿倍野晴克は平凡に憧れる非凡な高校生。今はなんと、宇宙からの侵略者から地球を護る秘密組織〈サキモリ〉の司令官を務めている。今度で2867回目の侵略者も、地球衛星軌道にいる謎の守護神マシンが殲滅し、事は終わったかにみえたが、宇宙船の破片が狭奇杜（さきもり）市に落下。そして落下地点に巨大な桜に似た樹木が出現したのだった。この意表を突いた侵略に翻弄される〈サキモリ〉のメンバー達。晴克は危機を救えるか！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
13
おぉー 表紙今回はわかってるじゃん、と言いたいところだけれど、買う時や外で読むときに備えて内側のカラーイラストだけに留めて、表紙は普通にしたほうが・・・閑話休題。侵略する側も守る側もお間抜け、なのは良いけれどキャラの魅力や話のはっちゃけ具合がアウトブレイクに及んでいないな。痴女さんとロリっ娘さんの出番をもっと。メインヒロインさんのデレ成分ももっと。主人公さんの苦労をもっと2017/09/08
まるぼろ
10
さて今巻はシンディアがメインのお話、生徒会長の本町シンディアとオルガネラの女幹部が同一人物と分かるも然程変わらない日常を過ごしていた一同だったが、ある宇宙船の落下物が大騒動を引き起こして…と言うお話です。宇宙樹の人への寄生とシンディア言う所の共生は読んでいて差異が分かりやすいように書かれていたので、シンディアの生い立ちの部分も含めてああなるほど、共生そのものだなぁ等と思って読んでいました。そのシンディアと美緒、春克との関係もラブコメ的に面白くなってきて、次巻もまた楽しみです。2017/10/29
真白優樹
6
相変わらず侵略者の迎撃に励む中、撃墜し地球に墜落した宇宙船の破片が騒ぎを齎す今巻。―――生き方が違う、故のすれ違いにはどう立ち向かう？ 某光の巨人のアニメでも時々あるような、生き方が異なり過ぎるが故のすれ違い。ｓんなすれ違いに晴克達が立ち向かう今巻は、どこかドジで憎めぬ悪の組織の首領であるシンディアが大筋を張る、対話と歩みよりの大切さを説いた巻である。銃火ではなく対話を、砲火ではなく友愛を。見事に市に迫る危機を乗り越え絆を強くした晴克達は、今度はどんな戦いをするのか。物語の根幹とは。 次巻も楽しみである。2017/09/03
niz001
5
表紙通りシンディア巻。ひょっとしたらマシンが存在してるが故に、今回みたいなんとか概念的なんとかオタク文化ｗとかの厄介な侵略が多くなるんちゃう？2017/09/04
椎名
3
盛り上がりきらず。シンディア関連の設定は面白かったが、もうひと推し欲しいなあ。2017/10/06
