P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 鞍馬天狗 4 雁のたより

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P+D BOOKS
P+D BOOKS 鞍馬天狗 4 雁のたより

  • 著者名:大佛次郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2017/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093523196

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内容説明

鞍馬天狗が鉄砲鍛冶失踪事件の陰謀を暴く!

江戸の鉄砲鍛冶が次々と行方不明になる奇怪な事件が頻発。柳橋芸者の小吉から経緯を聞いた鞍馬天狗は、事件の裏になにか大がかりな陰謀があると睨む。

黒椿を愛でる謎の幻庵老人、相川の佐渡奉行から今は老中となった松平主計介、佐渡視察に行って命を落とした大目付・志村織部らが江戸情緒たっぷりの舞台で蠢く中、遂に鞍馬天狗は思わぬ獲物をとらえることとなる。

時代小説の名作「鞍馬天狗」から、評論家・鶴見俊輔が厳選した傑作シリーズの第4弾。解説も鶴見俊輔が特別寄稿。

※この鞍馬天狗シリーズは12月まで5冊、毎月連続で発刊予定です。
なお、この作品は2000年に発刊された小学館文庫を底本とした電子版と同じ内容になっています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

でろり~ん

0
傑作、快作でした。これまで読まずに来たのが残念に感じる作品群。黒覆面のイメージはあっさり消えました。映画もまともには観たことがありませんが、それはそれで、しっかり日本に定着した文化。ただ、原作はチャンバラという範疇ではなく、しっかりした時代物なのでした。筋だけを追えばテレビの水戸黄門なのですが、黄門様が振りかざす権威というものを徹底的に嫌いぬく。山本周五郎のリアリティとは違う種類の、人情味。権力に対する対峙のしかた、結末のもっていき方がまさに芝居向きな書き方なんでした。大佛次郎は山本周五郎より6だけ年長。2019/05/30

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