ボニータコミックス<br> きみを死なせないための物語 2

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ボニータコミックス
きみを死なせないための物語 2

  • 著者名:吟鳥子
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • 秋田書店(2017/10発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784253264020

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内容説明

人類が地球に住めなくなった未来。長命な新人類“ネオテニイ”の一員であるアラタ、ターラ、シーザー、ルイの四人組はかつて“緑人症”という奇病をめぐり、ある“喪失”を経験した。16年後、大人へと成長した彼らの現在とは…? そして、きみの“物語(ストーリア)”の幕がついに開く……!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

英知@マンガ専用

24
2巻の用語解説のおかげで、大分この世界観が掴めてきたかな~と思ったけど、また新しいキャラも出てきて謎な部分も多いです。祇園さんの死から16年経って、アラタたちもやっと見た目が高校生くらいに。4人の関係も変わってきたんだね。シーザーとルイが1番驚いた!家のためっぽいけど、シーザーの方は本気な気がする!っていうかそうだと嬉しい← アラタの弟・大地は1巻から薄々気づいてたけど、これはブラコンのレベルじゃないなwダフネー症のジジが無邪気でいい子!悲しい展開にならないことを願います。2017/12/30

ぐうぐう

23
長寿命となる遺伝子変異を持つネオテニイと、細胞が光合成する短命のダフネー。その対称的な者達において、ジラフ博士の存在は際立つ。ネオテニイでありながら、事故による外傷が脳にもたらせた記憶障害により、記憶が一日しか持たないジラフは、ネオテニイとダフネー、ふたつの宿命を背負う存在だからだ。そこに天上人と称する、人間の社会的価値を査定する組織が介入してくる。つまり、価値が低い者は安楽死が執行されるのだ。タイトルが示す通り、本作は命をめぐる物語のようだ。2022/02/06

ふかborn

18
16年経っても長寿命のアラタ達は、十代後半から二十代前半。ターラだけが、何故か実年齢36歳の年相応の話し方をしているように観えるのは、やはり女性性と関係しているのでしょうか。なのに、パートナーシップや恋愛面(この世界では恋愛は非現実でナンセンスなのに)に関しては外見を裏切らない子供っぽさ。でも、やる時はやるぜ的な思い切りもあり、読んでいると大人?子供?どっち?となる。SFにありがちな、見た目と精神年齢、性別による区別、社会的な立場と契約をフラットに見よというものだが、当方の眼は腐っておるのでな…。2017/11/03

さとみん

14
新しい命を迎えるためには誰かが席を空けなければならない。そんな世界の仕組みが徐々に見えてきてゾワゾワしている。第三パートナーが背負うものを考えると、このマンガのタイトルには省かれた言葉がある気がする。2017/10/21

ako

13
長寿の始祖ソウイチロウの登場や「リストイン」という安楽死の制度の事もわかってきた。老人や病人、ダフネー症など生産性のない人達は価値がないの?無駄なの?長寿が増えれば無駄なものは排除ってそれは愛がない世界だわ…2017/11/25

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