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内容説明
絵で美術で大きくなりたいと、
創作を続ける千葉と藤本と本吉。
本吉の才能に注目が集まり、
千葉が丁寧にガラスを形づくり、
藤本が自らの絵に問い続ける。
自分は、何者かになれるのだろうか。
3人は一緒に答えを探し、光を見つける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です
15
バカでも入れる(そんなことないだろう)東北のとある美大に通う三人の男子学生が主人公の漫画二巻目。三人のそれぞれのコンプレックスやお互いに対する憧れのような部分が描かれ、ピカソとモディリアーニの関係を彷彿させる。しかし、三人はもっと深い友情で結ばれているようだ。勿論、嫉妬することもあるだろう。自信を無くすこともあるだろう。でも、美術が好きという思いは一途で、簡単には譲れない。それが、本当のところ一番大切な気がする。才能のあるなしだけが、そのアーティストを評価する基準ではなかろう。2020/05/03
gelatin
11
★★★★ ああ、書影が出るようになった。美しい本です。海の青をどう見るか、人の思いは本当に複雑で、あの日以来、ただ美しいだけでは済まなくなってしまったことを、心の中の静かな部分を使って覚えていなければと思います。それを圧してなお、青くあって欲しい。特に若者の心を動かすような特別な、今もあの海に沈んでいる人々が、あの海に沈んでいる人々を想う人々が慰められる青であって欲しい。2017/09/14
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
8
千葉が大物を釣り上げたぁ☆ 藤本の それも、きっとガラクタじゃないんだ! 最後のエピソードのような事、実際あった…人の笑顔の為にした事で人を傷つけてしまうのは、やるせない。けれど、いつか届く。繋がる。見つかる。信じる! 前巻より楽しい。そしてグズグズ泣きながら読了。大切にしたい本がまた増えた♪2017/10/19
のの
6
まだナニモノでもない焦りとか希望とか。若者の悩みが炸裂していて懐かしい。登場人物の個性にも慣れてきたので読みやすくなった。2018/01/30
あずま
4
よかったなあ。もっともっとよくなってるなあ。絵を描いてるとあるあるがいっぱい出てきて苦しくなったり共感したり励まされたりめっちゃする。2017/09/01