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内容説明
トヨタには社員が日々実践している「習慣」がある。しかし、それは単なる「作業」ではない。効率(スピード)を上げて、クオリティー(質)を高めるだけなら、ロボットに教えれば事足りてしまう。トヨタが何より大事にしているのは、スピードと質を追求した上で、「付加価値」を生むこと。「ムダがなくなる」「同じ失敗を繰り返さない」「課題を解決する」「チームが成長する」。こうした「付加価値」は、人間の試行錯誤からしか生まれない。創業以来、トヨタが磨き上げてきた「最強の習慣」を紹介する1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森林・米・畑
20
改善・5Sなどトヨタの仕事習慣は有名だし、参考にしている企業も多いと思う。私の所属企業も真似してるなというような通達指導もある。しかし、最初だけで継続していくのは難しい。継続していこうとするには組織の一人ひとりが自発的な気持ちがないと無理だと思う。そういう良いものを根付かせるには、同じベクトルに向かわせる優れた指導的立場の方が必要だなと思う。内容はコンパクトに纏まっており分かり易かった。2023/06/25
mittaka
4
THE TOYOTA WAYを学んだ。「トヨタウェイ2001」これに触発されてYウェイができたのかな?「知恵と改善」「人間性尊重」の二つの柱に五つの価値観:①チャレンジ②改善③現地・現物④リスペクト⑤チームワーク トヨタ用語を確認することができた。一番のお気に入りは自働化「異常が発生したら、機械やラインをただちに止める」二番が現地・現物、そして七つのムダ:①つくりすぎ②手待ち③運搬④加工⑤在庫⑥動作⑦不良・手直し も忘れるわけにいかない。ネーミングに用いた漢字からもトヨタは日本の物づくりの代表だと思った。2018/08/17
イワ
4
感想というかメモがわりにさせてもらいます。 ■誰が見ても理解できるように書いてあって、誰が作業しても同じクオリティーのものを作れるコツや急所が書いてある「作業要領書」が必要。 ■今の仕事のやり方がベストではないんだと常に疑問に思うこと。 ■自分の仕事が奪われるのでは、、などと考えて仕事を抱え込むのではいつまでたってもステップアップできない。今の部署から離れても仕事がまわるよう部下を育て、自分の分身をつくること。 ■身の回りの片付けができていないと探す時間の積算で年間40時間もムダにする。2018/05/11
さぼてん
4
たしかにこの習慣たちを心掛ければ、生産性と付加価値が得られそうな気がします。なかなか実行するのは難しそうですが…しかし「人を責めるな、しくみを責めろ」ってすごいですよね。どうしても誰かがミスをしたらその人を怒ってしまうだろうに、そんなことはしないと。ただ私の場合は怒られないと逆に落ち込む派だったりします。2017/10/07
ノンミン
2
トヨタ方式についてとても分かりやすい説明がされていました。世界のトヨタとしてこれだけの習慣があることに驚きました。2024/03/31
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