出版社内容情報
記憶を失った侍の幽霊・佐之介と霊視の力を持つ奥女中・里沙が、大奥に現れる幽霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。
内容説明
亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。『そなた、大奥へ来ぬか―』そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて―。霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。魔法のiらんど泣ける文芸小説コンテスト入賞作!!
著者等紹介
菊川あすか[キクカワアスカ]
2017年スターツ出版から『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。江戸時代好きがきっかけで大奥の物語を書き、泣ける文芸小説コンテストに応募、受賞に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はつばあば
49
霊が視える人の話を4日続けて4冊目😅。「死人の口入れ屋」が強烈すぎたのでこの本は軽く読めはしますが・・。自分の子に霊が視えるってだけでこれほどの虐待するなんて。霊が視えるって結構遺伝?なんて思ったりして、この子の祖母にも「そのケ」があったなら息子である父親ももう少し配慮があってもよかろうにと変なところでリキが入ってしまいました(^^;。今回は出だしの佐之介が男前過ぎて里沙の目がちょっと羨ましくなりました。叔母・豊の子が成仏できてよかったです。大奥にはまだまだ幽霊騒ぎもあるでしょうしシリーズ化するのでは?2024/03/02
よっしー
21
前々から気になってたこのシリーズ、やっと読み進めることとなりました。亡霊が見えるが故に家族から孤立していた里沙が大奥で働くこととなり、亡霊が見えるという力を駆使してそこでの問題を解決していくお話です。大奥に出てくる女性が、想像していた以上にサバサバとしていて、女の園も悪くないのではと思える環境で驚きでした。もっとも、実際には違ったのでしょうが(笑 記憶をなくした亡霊の佐之助とも、長い付き合いになりそうかな?続編も楽しみです。2026/01/20
Hanna
7
シリーズ第1弾。幽霊が視えるがゆえに家族からは疎まれていたけれど、大奥で働くことになって居場所を得た主人公、里沙。良かった~。2026/03/03
すがはら
6
何故か大奥に立ち尽くす美形の男性幽霊と亡霊が見えることで家族に嫌われた女性の出会い。長年さまよっていた割に姿形も意識もはっきり保った幽霊ということは、余程のいわくがありそう。段々に明かされるのでしょう。この男性も今回のメインの男の子も、幽霊が色々と場所を移しながら出没してみて、やはり違うと思ったらまた元の場所に戻って来て、などとやってみていたというのが意外というか、興味深かったです。大奥を縄張りにする幽霊が他にもいそう。幽霊同士でお互いの存在を感じないものなのでしょうか。松の記憶に残る女性も気になります。2026/03/04
陽ちゃん
6
以前に新聞で紹介されていた作品。亡霊が見えることで親兄妹から虐げられてきた里沙ですが、叔母のお豊から声をかけられ大奥で働くことに。仕えることになった御年寄の野村や指導係のお松を始め、周りに恵まれたお里沙にほっとしました。(短期間に御右筆へと出世してからは、嫌がらせもあるみたいですが⋯)亡霊になる以前のことを思い出ず成仏もできない佐之介は、お里沙の近くにいることにしたようですが、彼が成仏する日がくることを祈りたいような、当分コンビが続いてほしいような⋯複雑です。2025/03/07
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