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内容説明
終末世界を生きる少女たちを描く新感覚日常漫画も第5弾に突入。謎の生命体から地球の終わりが近いと知らされても、チトとユーリはどこ吹く風。それよりも大切なのは、二人で今日を生きることと、明日を生きるための燃料と食料を補給することだ。そうやってこれまで通り旅を続ける彼女たちは、ついに都市の最上階へと続く塔を発見。目的地を目の前にして、二人は懐かしい故郷のことを思い出す……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
82
☆5.0 チトとユーリがの目指す目的地がとうとう近づく中、ふたりは懐かしいふるさととおじいちゃんのことを思い出す。2021/03/15
オザマチ
39
「人類最後の絵になるかも」「私たちが死ぬのとどちらが先か」ついつい気楽そうに見える二人だけど、いつでも死と隣り合わせ。2017/09/08
Nishiuchi130
24
人の気配すらしない廃墟を少女二人が旅します。たまに、不思議な、人ではない何かと交流します。3巻まで大分前に読んで、このたび4・5巻読了。ずっと夢の中にいるような、ふわふわしたデカダンを楽しんでいたら、背景やドラマが語られだしてて驚いた。無論そっちも大好き。まだ生き残りが二人だけと決まったわけではないけれど、地球が眠りに向かっていることは確からしいと理解しはじめた二人。でもできることは、食料や水を調達し、食べ、眠ることだけ。次巻、ようやく二人は地上へ。地上には何が。おもしろい。どうなるんだろう。2017/09/13
Tenouji
20
目的地が必要だ。生活のために服をつくり、伝えるために気持ちを描く。そこにいない人たちともつながりを求める。神ではない私たちには、始まりと終わりが必要だ。2019/01/01
りりす
17
「私は失敗作の神様でした」。たまに来る壮絶規模の場所と出会いに心地の良い不安になりながらの読了5巻。叡智を蓄積させ醸造したいきもの。こういうようなものを創ったこと、存在を許したことで人は終末を迎えたのかもしれないと考える。ミリタリー感から、戦争で世界が滅んだ印象だけど、文明が更なる 飛翔を求めて神の領分に触れた報いがこの世界だとしたら。2017/10/14