講談社青い鳥文庫 ラ・メール星物語 フラムの青き炎

著者名：倉橋燿子【作】/久織ちまき【絵】

講談社（2017/08発売）

• ISBN：9784062853231

内容説明

地球のきょうだい星であるラ・メール星を舞台に、少女シルクがミラクル・ツリー（奇跡の樹）の秘密にたどりつき、ほろびかけた国を再生させるまでを描くシリーズです。「パセリ伝説」に登場する国のひとつ「フラム」をめぐる物語の後編です。ジャコに乗って空を飛んでいたシルクが襲われる。相手は、だれなのか？　犯人の心当たりがなく、もやもやした気持ちのシルクたちに、さらに衝撃的な事件がおこる――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[翔（かける）]

シリーズ第3巻。赤い瞳が大きいトカゲの絵が、ゾッとするほど怖かった！卵で覆われた白い洞窟というのも想像すると…怖い。トカゲは怖いだけの存在ではなかったけど、自分がシルクだったら危機的状況で子トカゲを守れるかな？ それにしても、無計画に気持ちひとつで飛び出そうとするシルクにイライラ(笑)。ミイナはもっと怒ってもいいと思う。自分勝手にトカゲや人の世界を壊したシャマールと、何も知らずにフラムで自分のやりたいことだけをやったシルク。そのやり方は間違ってるって、最後に気づけて良かったねシルク。次巻こそ黒幕登場かな？

2017/12/11

[つきみや]

いやもう、シャマールがクソすぎてムカついた。 トカゲの絵がリアルで、気持ち悪い感じが出ててびっくりした。さすが久織さん。 ティンカのことはまさか！！？？っておもった。 でも、また協力し合うことをたしかめあって、 これからが楽しみ。 ただ、パセ伝みたいにガツガツは読みすすめられないな。 ちょこちょこ読んでいく。

2020/02/16

[ピンクピン太郎]

電車の中と暇な授業中に一気読み。 シルクは本当に言うことを聞かない。 登場人物が増えて、より恋愛模様が大混戦になってきた。

2020/11/26

[もみち]

【図書館】洞窟のトカゲの話がぐっと来た。相手の気持ちを考えること。

2013/03/10

[もち玉]

大人が読んでも、ズシンと来る。起こした行動は後々、何かの形で自分に戻ってくる。何度も無茶な行動をし、まわりに迷惑をかけるシルクにそろそろ学習してー！とツッコミを入れつつも、来夏（遠い！）発売の４巻が待ち遠しい。

2012/12/14