内容説明
南町奉行所同心・信藤長次郎は、優しい性根とすぐれた知性を持ちつつも、危険に出遭うとすぐに身がすくんでしまう、生来のよわむし。唯一の趣味である織田信長の研究に没頭し、同僚からは、姓名の頭文字をとって「信長殿」とからかわれる始末であった。ところがある日、役目中の事故がきっかけとなり、長次郎は頭の中で、戦国の英雄・織田信長と会話ができるようになってしまった。摩訶不思議な状況に戸惑いつつも、信長の厳しくもときに優しい指導を受け、一人前の同心として成長していく長次郎。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
myunclek
10
吉宗時代の南町奉行所。大岡越前守の配下に長次郎が居たとしたらと思いながら読むと、妙に楽しく想像が膨らみなした。非情になりきれない長次郎に影響されてか爪生も人が変わり始めたようだし…。いよいよ長次郎と奈緒の挙式。次作は、家庭を持った同心・長次郎に信長がどう絡んでくるのか楽しみにしよう。2014/03/08
三田主水
2
全四話の中でも、この手があったか! 的な番外編の第三話、大塩平八郎が江戸に現れる第四話が特に楽しめました。特に第四話ラストのある有名人の登場にはニヤリとさせられました2010/09/14
蕭白
1
軽妙さが◎です。2010/09/27
なつき
1
天狗の話は・・・ええー?って感じ。ちょっと犯人にムリヤリ感が。ヤスケは好きなので絡ませてくれたのは嬉しいんだけど。長次郎の方があっちに入り込んじゃう設定の話は結構面白かった。2010/09/14
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