新潮文庫<br> 眠狂四郎孤剣五十三次(上)(新潮文庫)

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眠狂四郎孤剣五十三次(上)(新潮文庫)

  • 著者名:柴田錬三郎【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 新潮社(2017/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101150499

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内容説明

水野越前守忠邦の側用人・武部仙十郎の密命により、徳川幕府に対する薩摩など西国十三藩の謀議を探るため東海道を西へ向う眠狂四郎。江戸日本橋で岸和田藩主の懐中より謀議の連判状をまきあげたのを皮切りに、五十三の宿駅ごとに待ち受ける各藩のさまざまな刺客と対峙しながら旅を続ける。赴くところ、襲い来る凶刃と上がる血煙! 各宿駅の風物・人情を背景に狂四郎の活躍を綴る快作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

18
ニヒルな痩身。黒の着流し。今シリーズは幕臣の密命を受け、東海道を上る眠狂四郎。 シリーズを読んでいる前提で登場するサブキャラクター、主人公の出自や因縁はオミット気味だが、ダイジェストが語られるので初読でも楽しめる。 西国十三藩同盟による幕府転覆を企む薩摩が放った、富田水心の仕掛ける刺客と巧妙な罠が、一宿単位のエピソード(または二宿)で展開する。それぞれが読み切りのように面白く。謎解き、スリル、そしてエロス。据え膳拒まぬ男の、死に場所を探す旅。 天竜川を渉り下巻へ。2015/07/02

ettyan えっちゃん

4
血煙を上げながら、東海道を南下する狂四郎。 宿場町で、次から次へと問題に巻き込まれる。 濃いなあ。話の密度が濃すぎる。 狂四郎の出自の話なども、何となく分かっていたけど、この巻で詳しく描かれるのね。 さて、下巻へ2022/02/23

又三郎

0
東海道を西への旅。宿場で何かが起こる。眠狂四郎短編集といってもいい内容。 2025/01/16

すす

0
眠狂四郎がある使命を持ち旅をする。 狂四郎を狙う刺客。また、旅の途中で出逢う人達とのエピソード。 1つの章が7〜8分、数えてないけど全部で53あるのだろうか?次の宿場ではどんなエピソードが待ち受けてるのか? 薄っぺらい気もするが、とにかくちょろっと読むには好都合。気楽に読める。 2022/09/08

みねお

0
またまたひょんなことから厄介ごとに関わることになってしまった眠狂四郎。これまで以上に彼の誕生の秘話というものを突きつけられるが、ありのままをクールに受け入れる彼の心情とは。。。2021/10/13

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