内容説明
新米剣客・俊一郎は少女の姿をした、やっとうの神・鈴と共に、将軍暗殺を企む戦神・威風に立ち向かう。神と人との絆を描くファンタジック時代小説。第1回・招き猫文庫時代小説新人賞・大賞受賞作品。
感想・レビュー
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煙突
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【ネタバレ】「招き猫文庫」というのは、時代小説に馴染みのないけどラノベは好きな人に向けて作られたシリーズのようだ(違ったらごめんなさい)確かにこの小説も、専門用語や考証に忠実すぎる言い回しは最小限にしてあるので大変読みやすい。清廉で一本気な主人公は素直に応援したくなる。「神様」の鈴ちゃんも、のじゃロリ押しかけ妹と、素晴らしいですね(尊い)面白い剣豪青春小説だと読み進めていくと、後半の戦闘シーンがいきなりファンタジー展開になって中年の池波読みにはたまげましたが、神様同士なんだからあたりまえか。楽しく読みまし
ちゅるふ
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「やっとう」の神といっても、「夜刀浦」の神とか、一歩進んだ「くっとう」の神ではないのでした。2016/07/08