内容説明
ウラム公領攻防戦においてトラスベリア王国グレイグ公の軍勢に勝利したグラミア軍。グラミア快進撃の報せが周辺国に轟く中、ナルは次の一手としてグラミアの支配体制の強化と周辺国家からの侵略への対抗策を展開する。グラミア東部国境の異民族問題にはハンニバルが、旧アラゴラ王国の統治強化にはアルウィンがそれぞれ対応するその頃、東部都市国家連合のオルビアンでは、グラミア軍、帝国軍の諜報戦が激化し、グラミアとの開戦へと世論が動き始めていた……。
WEB未掲載エピソード収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
7
民主主義国家の崩壊。敵が眼前まで来てるのに会議か‥2019/04/10
nas
3
良かった…。次で終わりか、もっと読みたい気持ちはあるけどまぁちょうどいい感じなんかなぁ2020/04/24
すがはら
3
古龍ロボットのしゃべりの滑らかさが意外。古代文明は滅びたわけではないらしい。ナルはクリシュナの件も自分の甘さが原因と考えて、更に苛烈な方向へ進む様子。本当に、お花畑的思想をこれでもかとへし折ってくるなぁ。アブリルのことで悩むナル。だけど、いくら妾や側室が普通の国でも、女王の夫となる気ならそうもいかないだろうに、何を悩むのやら。ダリウスもそそのかしてるけど、イシュリーンのことは思いやれないのか?ここでもお花畑厳禁ということか。 2017/12/15