おんな城主 直虎 三

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おんな城主 直虎 三

  • 著者名:森下佳子/豊田美加
  • 価格 ¥1,222(本体¥1,111)
  • NHK出版(2017/07発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140056844

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内容説明

領内に新たな産業を興し、龍雲丸率いる無頼な輩たちも手なずけ、城主として奮闘する直虎。順風満帆に見えた井伊家だったが、今川家の凋落が暗い影を落とす。北から武田信玄、西から徳川家康が井伊領を狙う中、小野但馬守政次からは、井伊家存続の鍵を握る決断を迫られる。城主としての真価を問われる局面で、直虎は一世一代の策にうって出る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めぐ

58
戦乱の世の中での、戦いの虚しさ残酷さを読みながら味わった。力を持たない側の無力さや悲哀を感じる。戦略という建前の騙し合いに胃が痛くなる思いだ。ただ1人の民も死なせることもなく、田畑を耕し平穏に暮らしていきたいというだけの望みが、力の押し合いに挟まれて千切れ飛んで行く。味方衆が減っていくなか、自分だけ生き残り、途中でやめることが出来ないのは、辛いだろうと思う。2017/08/16

ひらちゃん

58
なかなか井伊に平穏が訪れることなく、直虎も辛いなぁ。政次が…。直虎を支えてくれるのはもはや頭なのか。先が気になるよね。2017/08/10

再び読書

39
しの殿が落ち着いたら、今川の寿佳尼の伏策が井伊を苦しめる。まさに死せる寿佳尼、生ける直虎を苦しめる感で、まだやるって感じで執念をみせる。しかし、当の氏真は意地もプライドも薄く、長寿を全うするのが皮肉な結果だ。この巻では龍雲丸の活躍も目立ち、直虎の中でも存在感を増してくる。今川の潰しを跳ねのけた井伊を、今度は徳川が苦しめる。まさかの展開で、瀬名の力も譜代の家臣、特に酒井忠次に家康が押し切られ、最後はこのドラマの主人公だもあった政次の死に繋がる。ドラマ高橋一生の演技が冴え、彼をスターダムに押し上げた2020/04/10

ゆず湯

12
ようやく気持ちが少し落ち着いてきたので感想を。大河ドラマの印象が強くてあまり多くは語れないけれど、ドラマとは印象がちょっと違う。今後ノベライズのこの展開がどう映像化されていくのか…楽しみのような怖いような。一つ言えることは、すべての思いは辞世の句に込められていると感じた…(涙)2017/07/02

千頼

10
うわー、政次が…。正直『無能』とも言える上司同僚の中で、本当によく頑張ったよ!ドラマとは終わり方が違っていてびっくりしたけど、ドラマの方が救いがあった。なつに最後の優しい思い出をありがとう。死後、見守っているとも話せるとも思っていない私に、生きているうちに想いの全てを伝えなきゃと感じさせてくれた。ドラマではいなくていいとすら思っていた龍雲丸の存在がありがたかった【図書館本】2017/12/31

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