おんな城主 直虎 一

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おんな城主 直虎 一

  • 著者名:森下佳子/豊田美加
  • 価格 ¥1,222(本体¥1,111)
  • NHK出版(2016/12発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140056820

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内容説明

その女性こそ、「井伊直虎」。
幕末の大老・井伊直弼の先祖にして、徳川家康の重臣・井伊直政の養母である。
時は戦国。遠江(静岡県西部)・井伊家は親族の男たちが皆死んでしまい、御家断絶の危機にあった。その井伊家を救うべく立ち上がったのは、尼になっていた当主のひとり娘・おとわ(のちの直虎)だった!
──みずから運命を切り開き、戦国を生き抜いた直虎、その激動の生涯を描く。
2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』を完全小説化。全4巻刊行開始!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

65
まだ放送されてない先を読むのにちょっと抵抗があったんだけど、読んだ上で見ても面白いので大丈夫(笑)そして切ないなぁ。子供のころの鶴と亀とおとわのままでいてほしかった。(それじゃドラマにならないよ、分かってるよ。)ここからが直虎なんだ!先行きを楽しみにしましょう。2017/03/01

めぐ

55
NHKの大河ドラマの放送台本をもとに書かれている本。台本にほぼ忠実なので、各人物が生き生きと書かれている。女子の着物を着て逆ハの字で歩いて来たとわ、亀を待っていなければならぬと言ったとわ、それは鶴がやったのではなかろ⁉︎と言ったとわ、全てのとわが私の中で蘇ってきた。次郎法師になってからは、井伊家の為に尽くす生き方を貫く潔い姿が、むしろ哀しい。12章までが収録されているので井伊直虎が登場する場面でこの本は終わってしまった!なんてこった!これからなのに!2017/03/09

Mijas

52
戦国時代の領主支配のあり方がよくわかり、弱小の家が如何に生き残るのか、現代にも通用するところが面白い。装丁が美しく、見逃した回を読みたくて購入。全てが伏線になっていて、よく作り込まれている物語だと思う。とわ、亀、鶴が子供時代に交わした言葉に泣ける。あまりにも多くの悲しみがあったけれど、鶴はとわをずっと想っていたのだと思うと切ない。「亀がかわいそうではないか」胸に響いた言葉を本で読むと、改めてしみじみとする。「生きている者は、死んだ者を己の中に生かすことができる」「答えは一つとは限らぬ、道も一本とは限らぬ」2017/04/17

再び読書

45
あまりにも過酷な井伊家の男達、今川の冷酷な仕打ちに何度も打ちのめされる。義元や寿桂尼の井伊潰しを続けていく。ただ、おとわこと直虎が、その悲劇に立ち向かう。ドラマを見たときも、やりきれない気持ちになるのに、彼女達の井伊家にはこれでもかと、悲劇が舞い落ちる。しのの女々しさにも嫌気がさしてくる。その中で後の直政で虎松の誕生が希望の光を照らす。そこで満を持して直虎の登場となる。まさに生き様は虎に相応しい。2020/04/07

のぶのぶ

32
地元の大河ということで、毎回、こんなに楽しみにしているのは久しぶり。直虎になるまでの巻。子役3人のかわいらしさ、恋愛もの三角関係の行方は、次々に重要人物が殺されてしまう、ドラマの振り返りができた。桶狭間の回など用事があり、見られなかったところも補完できた。それにしても今川の力に屈指ながら、小さな国が生き延びていくことの難しさ。後継ぎの大切さ、まさに今の日本の問題をどうするかをとらえているような。若かりし家康が描かれているのも面白い。おまんじゅうの話、桶狭間の自分の首を持たせ逃がすエピソードが印象深い。2017/04/15

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