内容説明
井伊谷城を徳川方へ明け渡し、井伊家断絶という苦渋の決断を下した直虎。平穏な生活が訪れると思いきや、武田軍の侵攻により井伊領は焼き払われてしまう。焼失した地の復興が進められる中、直親の十三回忌を機に帰還した虎松(のちの直政)は、井伊家再興の野望を胸に徳川家康への出仕を決断する──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
39
最後は涙無しには読めなかった。於大の方に明智の遺児の自然を守る口上には彼女すら説得させる思いが感じられた。過酷な運命を辿る井伊家を直政に繋いだ直虎の人生に圧倒される。最後の辺りはドラマと違うように記憶しているが、彼女の偉大な人生は色褪せないだろう。多分フィクションである龍雲丸との別れも印象的だった。読み出したら止まらなかった❗2020/04/11
ichi
26
【図書館予約本】ノベライズ最終巻。直虎の最期までで結末でした。本能寺の変までの話。最後に架空の人物ですが、直虎と龍雲丸の再会のシーンはよかった。大河ドラマでのこのシーン楽しみです。2017/11/23
まえぞう
12
テレビに先立ち読み終えました。世の中が落ち着く少し前に亡くなったので、最後はまとめが慌ただしくなった感がありますが、いい物語だったと思います。2017/10/10
りー
9
“あわれ小僧は土の下 川のみそぎにうたわれて いざやこの身を水としよ つきぬ泉となろ とわの泉となろ”ドラマの最終回に流れたこの歌を聞いて、ひたすら泣いたのを思い出しました。本には出てこないけれど、総集編には更なるオマケがついていて、そこでも笑い泣き。一つだけ、カシラは生きて南蛮行ってほしかったーー(T0T)!真田丸に続き、国衆や商業都市、農村の在り方までつっこんでくれた良いお話でした。2019/06/17
m
8
ようやく直虎も完結。前年の真田丸が最高すぎてどうしても比較してしまうが、ほぼ同じ時代ということもあり楽しめた。菜々緒の演じる瀬名が好きだったなぁ。2018年20冊目。読書メーター1400冊目。2018/01/31
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