フラワーコミックスα 月影ベイベ（９）

著者名：小玉ユキ【著】

小学館（2017/05発売）

• ISBN：9784091392893

内容説明

亡き母・繭子の恋人を追いかけて八尾に来た女子高生・蛍子。

しかし彼がまだ母を想っていることを知り、自分の想いに整理をつける。
そして蛍子をずっと見守ってきた同級生・光は…！？

そんな中、9月1日を迎え“おわら風の盆”が幕を開ける。
それぞれの想い、踊りへの情熱、その先に見えるものとは――！？

小玉ユキが贈る恋と秘密の物語、ついに完結！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[くりり]

完結、収まるべくして収まったおわら風の盆、皆の想いが繋がって優しい風が吹き抜けていった感じ、おわらファイブはずっと続くんだろうなぁ...

2017/05/25

[森林・米・畑]

最終巻、いよいよおわら風の盆が始まった。画も素晴らしければ、ストーリーも良かった。普段あまり漫画は読まないがはまってしまった。おわら盆踊りを中心に、学校仲間や地域の仲間、家族など様々な人間模様を交錯させそれぞれの悩みや葛藤を乗り越えていく。吹っ切れた気持ちは素晴らしい踊りに反映される。なかなか良かったな。実写化は難しいかな？越中八尾、一度は訪れたくなった。

2021/11/10

[wata]

光くんは、やっぱり良いなぁ(о´∀`о)おわらと一緒に時代を越えて、それぞれ抱える愛は繋がって。いつか私も観に行けると良いなぁ。

2017/05/25

[まろんぱぱ♪]

８巻と表紙が対ですね。光と蛍子の気持ちが通じ合う。皆が笑顔になれる終結でした。月夜の地唄う奏でる円にだけ見えた繭子の傘の下の舌を出したお茶目な口元にニヤリとしてしまいます。八尾の風景が丁寧に描かれていて、良い作品でした。

2017/07/15

[りんご]

ホントに読んだっけ？って思うくらい覚えていなかった。富山県で9月に行われるおわら風の盆って行事をテーマにしつつ、高校生男女のあれこれ。笠が常に名脇役です。顔を見せないことでどのようにも表情を想像させる。F4ならぬおわら5、かっこいい。地元が誇る地元の行事、大切にしていきたい。円おじさんの恋も筋が通ってる、ステキ。泣いた。「青野くんに触りたいから死にたい」を読んだ直後にこれを読んだので、ｶｰﾁｬﾝがついてくる描写はホラーになってしまった。タイミングを誤った。

2023/11/02