出版社内容情報
ぼくは日本人、ときどきプエルトリカンで……
NY・ラテンアメリカコミュニティで過ごした50年
いまや白人が半数以下となり、ヒスパニック・ラテン系、アフリカ系黒人からアジア人まで多様な人種でかたちづくられた多文化都市、ニューヨーク。プエルトリコ人と恋に落ちた一人の日本人青年は、気がつけばニューヨーク・ラテンアメリカコミュニティの住人に。
波乱万丈の結婚生活と子育て、そして”愉快な異邦の隣人”たちとの日々と、その裏側にある麻薬・銃・テロ・人種差別のアメリカ社会を描く。
異色のNY生活記!
内容説明
ぼくは日本人、ときどきプエルトリカンで…NY・ラテンアメリカコミュニティで過ごした50年。いまや白人が半数以下となり、ヒスパニック・ラテン系、アフリカ系黒人からアジア人まで多様な人種でかたちづくられた多文化都市、ニューヨーク。プエルトリコ人と恋に落ちた一人の日本人青年は、気がつけばニューヨーク・ラテンアメリカコミュニティの住人に。波乱万丈の結婚生活と子育て、そして“愉快な異邦の隣人”たちとの日々と、その裏側にある麻薬・銃・テロ・人種差別のアメリカ社会を描く。異色のNY生活記!
目次
プロローグ
第1章 プエルトリコの空はいつも青い
第2章 貧困と麻薬
第3章 ジャクソンハイツの長屋
第4章 異文化の中で奮闘する
第5章 二〇二〇年三月
著者等紹介
神舘美会子[ミタチミエコ]
東京生まれ。武蔵野美術大学、油絵科卒。女流画家協会展で受賞後、1971年ニューヨークへ移住。複数の版画グループ展参加、受賞。1981年、ユーゴスラビア国際版画ビエンナーレ入選。銀座絵画館個展。NYU Small Works展。1987年、日本人の国際結婚で生まれた子供達のための放課後日本語学校を、アメリカの教育機関の協力でニューヨーク市に創立。2008年、創元社より、栗州美会子のペンネームで『Odyssey 遙かなる憧憬』を出版。2012年より彫刻、ドローイングの制作を始め、複数のアートグループのディレクターを務めながら多数の展覧会に参加
リョウ和田[リョウワダ]
京都生まれ。京都市立日吉ヶ丘高等学校、日本画科卒(現、京都市立銅駝美術工芸高等学校)。卒業後、着物の帯のデザイン及び、大手織物会社のインテリア部門でデザイナーとして働いた後、1969年、渡欧。1年後にニューヨークへ移住。ニューヨーク市、マンハッタンにあるアパレル大手、ブルースタの姉妹会社でアパレルデザインを手がける。1990年、スケートボード店、Kosho‐Pを経営。1980年末、LEVI’Sのホームファニシング部門で働いたことをきっかけに、ホームファニシング・インテリアに移行し、テキスタイルデザイナーとして2007年まで、数社のアメリカの大手繊維会社で働く。2013年、マンハッタン、ダウンタウンのGallery128の春、夏、冬の展覧会に油絵の作品を出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 懐郷