内容説明
どんな物にも穴を開ける珍商売「穴屋」を営む佐平次は、惚れ込んだへび使いのお巳(み)よと晴れて夫婦になった。稀代の絵師、葛飾北斎先生も二人の住む夜鳴長屋の住人となる。ある日、花札や遊び道具を扱う大店の後妻に入ったおちょうがやって来た。三月前に辻斬りに殺された主、喜左衛門の幽霊が出て、耳たぶに穴を開けてほしいと言っているという……(表題作)。好評時代連作第二弾。(『穴屋佐平次難題始末 幽霊の耳たぶに穴』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犀門
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#081★★★☆☆2017/05/10
Ladybag(ばぐ)
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エレキテルが出てきた。平賀源内って悪い人だったっけ? 時代小説に色んな有名人がそれぞれに脚色されて出てくるから分かんなくなって来ちゃった2017/05/07
zatugei
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穴屋第二弾。北斎親子が長屋に越してくる。北斎の命を狙うエレキテル見世物小屋。おもしろい。2023/09/30
Genzoh Minamishima
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幽霊の耳たぶに穴がよかったかな。楽しく読了。2020/09/10
Suzu
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穴屋シリーズ第2弾。佐平次とお巳よは夫婦に。そして北斎と娘のお栄は夜鳴き長屋に越してきた。そして穴屋には今日も色んなとこに穴をあけてくれと客がやって来る。無理難題を持ち込まれてもお巳よや北斎も知恵を絞り見事に要望に応えるのがすごい。途中途中にポロっと出てくる俳句だか川柳だかわからんが、それもいい。そして次巻に続く。 2019/10/09