内容説明
どんな物にも穴を開ける「穴屋」佐平次のもとを訪れた恰幅のいい姫君。憎き姫君に茶会で恥をかかせるため、茶碗に穴を開けてくれという。後を尾(つ)けた先は薩摩屋敷。姫の話では藩邸内で佐平次やシーボルト、北斎の噂が出ているらしい。きな臭さを感じつつ依頼を成功させたが、知らぬ間に懐(ふところ)に入っていた紙には佐平次の本名「倉地朔之進」の文字が……(「洩れる穴」)。好評シリーズ。(『穴屋佐平次難題始末 穴めぐり八百八町』改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかつき号
11
毎話、だれが出てくるかと楽しみになる、エンターテイメントな短編集。お江戸の人の匂いがしてくる話たち。2017/07/16
だいゆー
6
穴を掘るだけでなく、埋めることも仕事に…(^^2017/06/04
CHRONO
2
テーマは面白かった。文体があっさりしていて説明的なセリフが多く、場面転換も突然で、話が切れ切れな印象に。2021/01/11
りんごさん
1
穴屋に弟子が出来た 幕府隠密の過去はどうなるのか 江戸中に地下通路があったら地下鉄掘る時に大変だったのでは?などと考えてしまった2024/10/12
Suzu
1
穴屋シリーズ第3弾。何だか展開が大ごとになってきたぞ。佐平次に弟子入り志願の少年がやってきた。いやいやこいつも敵か?って疑り過ぎか?そして次巻に進む。2019/11/20
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