内容説明
〈どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ〉という珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る武士が訪ねてきた。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諫(いさ)めるため、相合傘に穴を開けてほしいという。依頼は無事成功したが、再び荘右衛門がやってくる。幕府大目付の早坂主水之介が、先祖が真田家に打ち負かされたことを逆恨みしているという……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Norico
16
穴屋さんとか、奥さんの蛇屋さん、謝ることが商売のご免屋さんにお面屋さん。変わった商売の人ばかりが住む長屋って、面白そう。気軽に読める一冊2019/01/09
Kira
10
図書館本。再読。真田家の隠し金を探る話が面白い。真田家の家紋である六文銭が三途の川の渡し賃にゆかりがあるという話が興味深い。戦国時代を生き抜く覚悟がうかがえる。このシリーズは完結したわけでもないのに、続きはどうなっているんだろう。シーボルトとの対決を早く読みたい。2021/10/27
ひさか
7
読楽2017年1、3、5、7、9、10、11月号掲載の7つの連作短編を2018年3月徳間時代小説文庫から刊行。穴屋でございますシリーズ4作目。このシリーズは読まないと決めていたのについつい読んでしまいました。しくじりました。可もなく不可もなしというストーリーでした。2018/05/13
kazukitti
3
久し振りすぎてちょっとキャラ配置忘れたなw まぁ、相変わらずの風野節で肩凝らずに読める感じよね。特にこう他シリーズよりも出色な部分があるワケでもないけど、穴屋って架空の商売モノとしてはこのくらいのがいいのかな。最後ちょっと引いてたけど、出版社が変わってシリーズ出版がちゃんと出来る環境になったってことかしら。2018/06/02
りんごさん
2
まさかの生き埋め!それでいいのか疑問、情に左右されてはいけない隠密あがりだけど流石に力技すぎではないかと思いました この後シーボルトとの決戦はどうなるのか楽しみですがまずはここまで 北斎さんがいい味出してますね2024/10/13
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