Nemuki+コミックス アデライトの花（1）

著者名：ＴＯＮＯ【著者】

朝日新聞出版（2017/02発売）

• ISBN：9784022142245

内容説明

毎回クライマックス!! 全員が曲者!! 名家ハント家に南の国から嫁いできたアデライト。だが花婿にはすでに妻と娘がいた。アデライトは２番目の妻としてハント家にとどまり、やがて息子を出産。その子が成長した頃、次々と人が死んでゆく謎の病気が蔓延する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

ぎゃ～TONOさんったらTONOさんったら、こんなに可愛い絵で何てドロドロエグイお話を！まさかの主人公！（後書き読むまで主人公とは思わんかったし、実は今も疑ってる）感染パニックモノ！怖いが面白い～！

2017/02/10

[ゆりこ]

最近5巻まで出ていることを知り、読まなくちゃと古本を購入。女の子が可愛いけど、残酷でエグいです‥。犬？のチーズが犬であってもあまり可愛くない！男の子たちは繊細で、TONOさんらしくて良いです。

2023/03/16

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

少しずつ読んではいたのですが 毎回､すっごく眠くなる…何だろう。やっと読了。 あ､ヒロインはチーズさんなのですね。キューブが主人公かなと思いきや目線がどんどん移り変わって行くのでね。 "限られた人以外が動物に見える"とはイグアナの娘かよと思いつつ感染パニックもの。そして群像劇ということで。それぞれの毒気が凄い。 次巻も睡魔が襲って来そうで続きを迷う。

2019/07/12

[えびちり]

可愛い絵柄で、感染パンデミックもの。出てくる連中どこか必ずＯＵＴな部分を持っていて、読んでいて可愛いのに胃がねじれるような、こう…何とも言えない重苦しい感情がこみあげてくる話運びです。キャラや語り口はあくまで軽やかでソフトで、病気もある意味綺麗な描き方されてる（身体から花が咲く）のに、相変わらず人間の奥底の見たくない部分をきれいに抉り出す作家さんです。もう、そこが好き。地獄を作るのは優しい人間という言葉ががつんとくる展開です。

2017/02/11

[はなはな]

TONOさんの作品は怖い。普通の人、日常があっさり覆されるから。わかっていても毎回キます。感染症パニックものだそうで一巻はその前段階ですが、キャラみんなが抱える闇が重くて恐い。

2017/02/08