Nemuki+コミックス アデライトの花（4）

著者名：ＴＯＮＯ【著者】

朝日新聞出版（2021/08発売）

• ISBN：9784022143297

内容説明

名家ハント家から街に蔓延した奇病“花の病”。死の恐怖に怯える民衆がハント家に押し寄せた。病に感染し自暴自棄になったデザート夫妻は、娘を娼館に託す。ひ弱な兄のキャンベルは、妹を奪回すべく娼館に突入するのだが。緊迫の第4巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

みんなサクサク死んでいく。なんて酷いが面白い。ラストが読めんよ。

2021/08/28

[harutamano]

いや4巻も凄かったわ…おばあさま…おばあさま凄いわ…めっちゃ泣いてしまったわ…ダニィ表紙見てウヒョー誰と思ったけど一番まともなの彼かも。ダニィと母親。タロンとタナトス、そしてストロベリィ…それぞれに何かある…1巻から読み返したけれど、リアル世界と交わって背筋がゾクゾクする。帯がいいな。毎回クライマックスのようなTONO流パンデミック群像劇‼️そう、どの話もグッとくるのよ…ああ5巻待たれる…

2021/08/21

[コリエル]

相変わらず陽向の中にある汚泥と、下水の中に輝く宝石のようなごた混ぜの物語となっている。主要なメンツ以外はどんどんと決着を迎えているし、次かその次あたりで完結かな。しかし、この病の物語が完結したとしても現実世界の混乱は収まってなさそう…

2021/08/20

[チューリップ]

花の病はどんどん広がりいよいよパニック状態になってきた。最初はみんなに臭いと言われて酷い扱いだったチーズが今だと善良でまともな感覚の人に見えるなあ。コーラだけじゃなくてピートやキューブも汚くして逃げようとしたりコーラを庇ったり。悲惨な環境で生きてきたけどコーラもチーズも家族思いな所が混乱した作中の世界を見ているといいなと感じる。キャラクターも増えて来て病は治る事も分かったけどどうしてタナトスとタロンは薬を持って帰れなかったのかとか事情が気になる。ピートにも秘密があるみたいだし展開が読めない。

2021/09/05

[水沢晶]

この作品の連載が始まったのはコロナ禍の前だよね。tonoちゃんすげえ。今回はチーズがマトモな感覚の人物に見えた。タロン好き。

2021/08/26