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内容説明
ホラー小説界の巨星ラヴクラフト、そのすべてが込められた生涯最大にして最恐の名作、ハリウッドが映画化を何度も試みながら果たせない呪われた問題作に、気鋭の絵師が挑む大反響シリーズ、闇の奥へ進む、第2巻。
※巻末には、電子特典として描き下ろしカラーイラストを収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
71
ラヴクラフトの大作がビジュアルとして目の前に展開されていく…まさにセンスオブワンダー!そして探検隊をみまったあの惨劇のさまが顕になる!さて次はいよいよ狂気の山脈の懐深く潜りこんでいく…小説で読んで筋がわかってはいるが、いま一番続きが楽しみな作品です(^-^)v2017/01/25
眠る山猫屋
42
発見した謎の生命体(の遺体?)の解剖を行うレイク教授の冷静さが、もはや狂気じみている。そしてレイク隊を襲うブリザードと惨劇。唯一逃げ延びた助手ゲドニーだって、きっともう死んでいるはず。それを捜しに行くダイアー教授も狂気に感染しているような・・・。たしか原作は読んでいるはずだが、再読したくなる・・・。2018/09/26
ぐうぐう
30
未知の古代生物を発見したと連絡してきたレイク隊が、惨殺された状態で見つかる。そして一人の隊員の消息が不明であることが判明する。ラヴクラフトがミステリ的展開をきちんと用意していることに意外性を感じないでもないが、彼が古代生物の存在だけに依存して物語を構築していない証しでもあるのだろう。とはいえ、ラヴクラフトにとって古代生物の存在は最大の目的であり、それは読者にとっても同じだ。そしてその期待にラヴクラフトも、そして田辺剛も充分に応えているのが凄い。2021/07/06
おにく
29
どのコマも一枚絵の様に美しい田辺剛氏の“狂気の山脈にて”二巻目です。作者のラヴクラフト物はこの二巻が出る間、他のモノも読んでみました。この人の表現は、禍々しいビジュアルや、ショッキングな演出を極力抑え、クライマックスでドンとその存在を露にしてきます。あたかも登場人物らの想像力の許容を一気に越えさせ、発狂もいとわない原作を彷彿とさせます。「今世紀最大の発見をした。」との無線の後、不通になったレイク隊の安否を確かめる為、飛行挺で探索に向かったダイアー教授らは?次回のクライマックスの表現が楽しみです。2017/02/16
あたびー
28
読んだのよ2022/05/26