ビームコミックス<br> 闇に這う者 ラヴクラフト傑作集

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ビームコミックス
闇に這う者 ラヴクラフト傑作集

  • 著者名:田辺剛【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 特価 ¥374(本体¥340)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047308381

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内容説明

「魔犬」「異世界の色彩」で、ラヴクラフトの描き手として熱狂的に支持される気鋭の絵師・田辺剛が次に挑むは、極めて高い人気を誇る、二大名作。最後の傑作と呼ばれる「闇に這う者」と、遠洋の悪夢を描きラストシーンが伝説となっている「ダゴン」、暗黒の巨星、その真価を、絶品の漫画化で堪能せよ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

70
「ダゴン」「闇に這う者」の二作品を収録。この著者はとことん精緻に描かれた絵にその魅力があると思うのだが、今回冒頭の神殿にひたすら圧倒される。その後読み進めるに従い「窓に!窓に!」で窓の外に見えたものの描写や、輝くトラペゾヘドロンの様子、教会から出てきたもの等、絵で表現されると文字とは違った魅力があるな。今まであやふやだったものにはっきりとした形が与えられたというか。ただ個人的にはダゴンの最後ははっきりした形を与えられない方が良かったかなとも感じるけど。神殿、教会の建物の描写は兎角細かくてやはり素晴らしい。2022/02/13

sin

62
作者にして三冊目になるラヴクラフト作品の漫画化:原作の持つ仰々しい表現に程よくマッチした絵柄であると感じているのは自分だけだろうか?毎回感心することではあるが良くも悪くも実によくラヴクラフトの世界を具現化していると思えるのだがどうだろうか?しかし原作を読み返すことなく原作の雰囲気に浸れる安易さに溺れてしまう前に今一度ラヴクラフト作品に立ち戻って文章表現としてのコズミックホラーを体感すべきではないかとも思う今日この頃…2016/04/11

眠る山猫屋

37
相変わらずムードが良い。二十世紀初頭の町並みに心惹かれる。『ダゴン』の漂流者のように異郷をさすらう心境を考え、プロヴィデンスの作家のように禁じられた尖塔を登って行く心持ちを想像してみる・・・。いや、自分なら絶対に近づかないだろうな・・・それとも行っちゃうか。たしかロバート・ブレイクは実在の作家ロバート・ブロック(サイコの原作者)への、ラヴクラフトからのお茶目なプレゼント。ブロックも作中でラヴクラフトっぽい登場人物を惨殺してたはず。ほのぼのエピソードでした。2018/08/22

ライマウ・フレツリー

23
初期作と遺作の対置も興味深い本巻。自我や人間存在が一瞬で無力化する圧倒的恐怖を、「ダゴン」の見開き大ゴマで体験!2017/12/28

うなぎ

22
ダゴンと闇に這うものが入ってる。『ダゴン』は圧倒的にヤツのでかさと海の生臭い感じが迫力あって、漫画化して更に強烈になった。ダゴンパッと見、ワニっぽくて可愛いかなと思ったら正面向いて黒目がギョロッとした瞬間が死ぬ程気持ち悪い!『闇に這うもの』は三つ目を雷のようにビカーッとして登場したアイツは想像通りだった。変なもんを祀った黒い教会の内部のビジュアルは思った以上に不気味で奇妙。なんで、そんなとこに忍び込んでネクロノミコン持って帰るのよと主人公のホラー映画並みの死亡フラグの立ちまくる行動に呆れるばかり😂2023/01/02

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