おはよう、いばら姫（５）

著者名：森野萌【著】

講談社（2017/01発売）

• ISBN：9784063658927

内容説明

「丘の上のおばけ屋敷」と噂のある空澤家の一人娘・志津は、実は「死者の魂を呼び寄せる憑依体質」。父親に病院に入れられそうになったところを家政夫男子高校生・美郷哲に助け出され、2人は哲の祖父が営む民宿に「かけおち」することに。そこで意外な事実が判明して……!?　憑依体質少女×家政夫男子高校生の不器用ラブ、恋も事件も急・展・開!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

逃避行によって結果的にいろいろ事情が判明して、その説明とか理解があって、物語が一気に動き出した感。みれいさんの正体にもビックリでしたけど、理解がなさそうな志津父にも抱えていた想いがあって、早苗さんも頑張りましたね。これまでいろいろあったけど、何とかいい方向に向かいつつある流れができてきたんでしょうか。次回最終巻とのことなので楽しみに待ちたいと思います。

2017/04/10

[英知＠マンガ専用]

哲と志津、それぞれの家族の絆が強くなり、最初から最後まで目が離せなくて、涙涙でした。早苗さんが志津に向き合っていく姿に感動！お父さんの威圧本当に怖かったけど、早苗さんを愛するが故のことだったんですね。これは時間が解決してくれそう。そして一番驚いたのは、みれいさんの正体。千尋大分前から気づいてたみたいだったけど、幽体離脱的な感じかな？ハルさんやしのぶさんも憑依しにくくなってるようだし、それが意味することはつまり…。私の予想が外れてくれることを祈ります。それにしても、美郷家和むわw

2017/05/05

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

登場人物の関係性は､とても深く意味のある存在だったのですね。皆､誰かを想うあまり誰かを傷つけて来てしまったけれど､きっとやり直せるのでしょう。間の4コマ等､結構ツボに入ります。面白い。

2017/01/17

[こう]

いっきに登場人物たちの隠し事がわかって、盛りだくさん＆大満足の一巻でした！家族間や親子の愛情に感動させられただけではなく、みんなの恋愛関係にもキュンキュン…。途中途中にある4コマも、巻末のおまけもとても良かったです。『美玲』の名前といい、『志』の文字といい、名前に工夫があるのもとても素敵に思いました。次が最終巻なのは寂しいですが、とても楽しみです。

2017/01/15

[すず]

レンタル..哲が大好きなサッカーをやめた理由や母親の事、哲と志津の家族の関係など今迄ナゾだったことが一気に判明した感じ！！でも一番ビックリしたのはみれいさんがまさかの人物だったとは..少しずつ良い方向に向かっているのでハッピーエンドになるように最終巻を待ちたい♪

2017/03/22