ベアゲルター（３）

著者名：沙村広明【著】

講談社（2016/12発売）

• ISBN：9784063906653

内容説明

ドイツ、チャイナ、そして日本へ――！　ヤクザ同士の利権争いとは縁切りしたはずの“ずべ公”一匹…何の因果か淫売女に身をやつし、“売春島”と化した故郷の土を再び踏む破目となる。爆炎の如き怒りに、己の血が逆流するとは知らずに――。『無限の住人』『波よ聞いてくれ』の沙村広明が、不謹慎を承知で描く…背徳のエンタテインメント。これが“叛逆ずべ公アクション”だ！　読むと★ほっこり★する外伝2本をオマケ収録♪

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

待ってましたの三巻、期待を裏切らないスピード感。キルソリちゃんの風俗デビュー(？)のお相手のヤクザ・叡祐さん、凄く好きです。達観してるというか、大人というか・・・。システマ使いだし、礼儀正しいし(笑)見た目は死亡フラグ背負ってますが、活躍し続けて欲しいな。あと三人目の忍さんも。ヤドカリ夫婦はおっかなかったなぁ。二人目の忍ちゃんはどうなるのだろう？今回は人体売買などの闇成分は控え目でした。次はいつかなぁ。

2016/11/29

[じょり]

今までの話の内容を忘れていたけど、ド派手な格闘シーン満載で楽しめた一冊でした。忍は地元が大好きなんだな。番外編の外伝ノ壱が大好きです。どんだけコンビニ好きなんだよｗｗｗ

2016/12/15

[長野秀一郎]

本筋は他の方に任せるとして、まさかこのマンガで（いま流行ってる）「美少女が一人でコンビニ飯食べながらウンチクたれる」短編が読めるとは思わんかったですよ。自称グルメマンガの「ハルシオン・ランチ」ですらそういうのなかったのに！ 沙村版「孤独のグルメ」が読めるのはベアゲルターだけ！ 評価：4+

2016/12/16

[うめ]

面白い。もうね、なんて言うか良い◎本編とおまけ漫画の落差も良い◎とりあえずやっぱり沙村さん好き。

2017/01/18

[gelatin]

★★★★　アクション（暴力）シーンが際立っているのに気をとられていたが、そういやこの人の漫画って全然エロくないなと気づいた３巻。枯れた描線のせいかしら。拷問請負人が風俗デビュー（客でなく嬢）しているというのに。ま、あれもＳＭのふりをした暴力なのかもしれませんが。読者がＭなのかもね。今巻では謎よりもスピード重視。巻末の焼きそばが最高よ。

2016/11/23