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内容説明
時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。 この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
141
皆が知っているあの場面から始まる倒叙式。英語題名はMoriarty The Patriot。正典では悪役ナンバーワンの彼が、なぜか愛国者であるという。その理由は彼の生い立ちで明かされる。モリアーティ兄弟が必殺仕事人みたいになって階級社会英国に挑む。まるでこちらが正義の味方のようなスタンス。「緋色の瞳」(緋色の研究)「グレープフルーツのパイ一つ」(オレンジの種五つ)「橋の上の踊り子」(踊る人形)かな?ちなみに元ネタとなったタイトルの話と中身とは関係なし。2017/03/08
ブックマスター
133
かの有名なシャーロック・ホームズシリーズに悪役として登場するモリアーティ教授、彼の目線から描かれる物語。こういう悪役側の立場からみる話って、新鮮で面白いですね。まず発想が面白くてすごい。階級制度が定められているせいで、貧冨の差が生じて混沌としていた時代の背景があるからこそ、国を変えようとする主人公たちの気持ちに共感できる。正典のラストを知っているので、こちらのラストがどうなるのか今から気になります。各話のタイトルは正典にあったものを意識しているのかな?2018/03/21
よっち
84
19世紀末大英帝国最盛期。この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家家長子・アルバートが孤児院から引き取ったジェームズ兄弟との出会いによって壮大な計画が動き出す物語。シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授をモチーフに、嫌悪する階級制度を打破するためには手段も選ばない彼らのありようが面白いですね。今後どんな方向に向かうのか楽しみな物語です。2017/07/09
青蓮
75
ノラさんのオススメで手に取りました。本作の原案はコナン・ドイルですが実はシャーロック・ホームズシリーズは読んだことがないと言う……なので、先入観なく読めました。舞台は19世紀末、イギリス。強固な階級制度がある腐敗に満ちた世界を「浄化」しようと壮大な計画が動き出すーー物凄い面白かったです。続きが気になって仕方ないので次行きます。お兄ちゃん大好きなルイスが可愛い。2019/03/26
山本真一郎
74
読了。中々面白い漫画を見つけた。「犯罪界のナポレオン」とも称される、シャーロック・ホームズの宿敵であるジェームズ・モリアーティ教授が主人公。19世紀末当時の大英帝国の階級社会に辟易し、変革を志す。その手段として「完全犯罪」が採られる。その「完全犯罪」によって階級社会に対する楔が幾本も入れられるのを見て、この巻だけを読むとモリアーティが「いい奴」に見えるかもしれないが、そう単純に済むとは思えない。連載では既にシャーロック・ホームズが登場しているらしい。その対決がどう展開するかが今後の楽しみになりそうだ。2017/01/08
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